セブン-イレブンが誇る低炭素アルミ「PremiAL R100」
2024年2月29日、セブン-イレブンの福岡ももち店が新たにオープンし、そこで初めて循環型低炭素アルミ形材「PremiAL R100」が採用されました。この施策は、株式会社セブン-イレブン・ジャパンとLIXILによる環境への取り組みの一環です。
「PremiAL R100」とは何か?
「PremiAL R100」は、原材料の100%にリサイクルアルミを使用した革新的なアルミ形材です。これにより、建設時にかかるCO₂排出量を約80%削減できることが第三者機関によって確認されています。具体的には、同製品の製造過程では、原材料調達から輸送、製造までのCO₂排出量がたったの2.9kgとのことです。
環境配慮した店舗づくり
福岡ももち店では、内外装に福岡市産の国産木材を利用し、省エネ設備や創エネ設備を搭載するなど、持続可能な店舗づくりが行われています。特に、構造体には炭素を固定できる国産材を使用し、環境への負荷を軽減しています。また、今回の施策により、建築物の環境価値を高めることも可能となります。
今後の展望
LIXILは、環境ビジョン2050として「Zero Carbon and Circular Living」を掲げ、2050年までに事業活動によるCO₂排出量を実質ゼロにすることを目指しています。これに向けて、リサイクルアルミの使用比率を2031年までに100%にする目標も設定しています。両社は、環境負荷を軽減しながら、持続可能な成長を目指していくとしています。
まとめ
セブン-イレブンが採用した「PremiAL R100」は、ただの建材ではなく、持続可能な社会に向けた重要な一歩です。今後もこのような革新が続くことを期待されており、その影響は業界全体にも及ぶことでしょう。新たに導入されたこの低炭素アルミがどのように持続可能な社会の実現に寄与していくのか、今後の展開に注目です。