城東テクノが新しく展開する防鼠付スリム水切り
城東テクノ株式会社は、2025年7月1日からその外装部材ブランド「GAISO」の一部として新たに「WM防鼠付スリム水切り 付加断熱対応タイプ」を発表します。この新製品は、付加断熱工法に対応したもので、高い断熱性能を求める住宅に最適です。
付加断熱工法がもたらす高性能な住宅
最近、断熱等性能等級が新設され、省エネ建築が注目されています。特に、2030年には等級5以上の住宅が義務化される予定です。付加断熱工法は、柱や桁部分の熱橋を保護し、外気の影響を受けにくくする効果があります。日本では、特に断熱地域区分5から7において、この工法は重要です。これにより、壁の付加断熱として厚さ30~45mmの発泡系断熱材を組み込むことで、UA値が0.35W/㎡・K程度の高い性能を達成することができます。
見逃しがちな納まり工法
付加断熱を施す際、特に基礎や土台周りで適切な施工が不可欠です。ズレが生じた部分で使用する水切りが適当でないと、下地材が露出し、さらなる問題に発展する可能性があるため、注意が必要です。したがって、正確な部材の選定が求められます。
WM防鼠付スリム水切りの特長
新しく発売される「WM防鼠付スリム水切り」は、外壁に雨水を排出し、通気層内部の湿気を逃がす機能を持つ製品です。さらに、ネズミなどの害獣を防ぐ構造を備えており、居住空間の保護にも寄与します。これらの機能は高性能住宅を目指す際に非常に重要です。特に、マンションや狭小住宅などの制約が多い住宅環境でも、付加断熱工法に対応しやすい設計となっています。
対応サイズと意匠性
この防鼠付スリム水切りは、30mmおよび45mmの付加断熱材に対応しています。正面の見付幅はわずか18mmで、スリムな納まりが実現されており、意匠性が向上しています。さらに、ジョイントカバー不要で簡単に接続できる設計です。
しろあり保証の対象
この製品は「しろあり保証」の対象でもあり、安心して使用できる部材として提供されます。住宅の耐久性・安全性を高めるための保証制度に対応していることも、大きな魅力です。
各種情報
製品の詳細は公式サイトをご覧ください。新しい水切りは、住宅の品質向上を目指す施工者、建築家、施主にとって非常に魅力的な選択肢になるでしょう。具体的な型番や色の選択肢についても詳しく述べられており、それぞれのプロジェクトに合わせた提案が可能です。
製品の詳細についてはこちらをご覧ください。
城東テクノは、未来の住宅市場を見据えて、今後も高性能な製品を提供し続けていくことでしょう。