中央大学、AI英会話「スピークバディ」を本格導入!学生の英語学習を進化させる!
中央大学が、学生の英語学習サポート施策として、AI英会話アプリ「スピークバディ」を導入しました。これは、従来の「受験英語」に偏りがちな日本の大学教育における課題を克服し、学生の英語スピーキング能力向上を目的としています。
「話す機会が少ない」という課題を解決
大学では、英語の読み書きは得意でも、話すことに抵抗がある学生が多いのが現状です。また、留学生との交流や海外研究への参加機会は限られており、実践的な英語を使う機会が少ないことも課題でした。
特に近年は、円安の影響で海外留学を諦めたり、期間を短縮する学生も増えています。このような状況下で、学生は実践的な英語力習得に強い関心を抱いています。
AI英会話「スピークバディ」とは?
「スピークバディ」は、株式会社スピークバディが開発した、感情豊かなAIキャラクターとの会話を通じて、英語学習ができる画期的なアプリです。第二言語習得理論に基づいた学習内容と、最新鋭のAI技術を組み合わせることで、発音、フレーズ、単語、イディオムなど、英会話に必要な知識を体系的に学ぶことができます。
アプリストアでの評価は4.5と高く、累計学習者数は350万人を突破しています。
中央大学での導入背景:1ヶ月のトライアルで効果を実証
中央大学国際センターでは、2012年から外国語講座を実施しており、グローバル人材育成に取り組んでいます。2023年11月には、学生・大学院生・教職員を対象に、「スピークバディ」の1ヶ月無料トライアルを実施しました。
トライアルの結果、78.6%の学生がアプリに満足し、英語学習に対する意欲が8.7ポイント上昇したことが分かりました。
学生からは、「AIキャラクターとの会話が楽しく、飽きずに続けられた」「自分のペースで学習できるのが良い」「時間や場所を選ばずに学習できるのが便利」といった声が寄せられました。
これらの結果を受けて、中央大学では「スピークバディ」の本格導入に至りました。
中央大学国際センター担当者コメント
中央大学国際センター事務室担当副課長の胡麻本太氏は、「従来の対面型の英会話クラスでは、異なる語学レベルの学習者が混在するグループレッスンでは十分な学習効果が得られず、満足度が低い傾向がありました。スピークバディは、学習者のレベルに応じたレッスンが受けられるため、会話学習に非常に効果的だと考えています。また、近年は学生生活が多忙化しており、いつでも・どこでも・自分のレベルに合わせた学びが得られる学習スタイルが求められているため、この点においてもスピークバディの学習スタイルは魅力的です。」とコメントしています。
今後の展開
「スピークバディ」は、中央大学での導入を皮切りに、他の大学や学校法人への導入も積極的に展開していく予定です。
株式会社スピークバディは、「真の言語習得を実現し、人生の可能性と選択肢を広げる」というビジョンのもと、AI英会話の普及に努めていきます。