ブチャ市プロジェクト参画
2023-05-23 15:16:36
ウクライナ・ブチャ市で進化するGreen Industrial Zoneプロジェクトに参画
つばめBHB、ウクライナ・ブチャ市でのグリーンプロジェクトに参画
つばめBHB株式会社がウクライナのブチャ市において進行中のGreen Industrial Zoneプロジェクトに参画しました。このプロジェクトは、再生可能エネルギー源を活用し、水素やアンモニアなどを生産する地産地消システムの構築を目指しています。具体的には、太陽光や風力発電を利用して、電力や燃料、さらには肥料としても利用できるエネルギーを提供することが目的です。
プロジェクトの全体像
Green Industrial Zoneプロジェクトは、約3,000ヘクタールの広大な土地を利用する計画で、その中の300ヘクタールでは、すでに先行してGreen Hydrogen Generationプロジェクトが進行しています。このプロジェクトはポーランドのHynfra社とウクライナのUTEM社によって運営され、つばめBHBは、これに参加し、小型アンモニア合成設備を利用したアンモニア生産の可能性を探ることになります。
特に注目すべきは、Hynfra社が持つグリーン水素の技術統合とシステム設計、UTEM社のエンジニアリング技術が結集されている点です。昨年、つばめBHBはHynfra社とグリーンアンモニアの小規模生産に向けた覚書を締結しており、今回の参画はその取り組みの延長であると言えます。
関心表明書の交換式典
2023年5月19日、ブチャ市においては、在ウクライナ日本大使館や在ポーランド日本大使館、経済産業省、Hynfra社、UTEM社など多くの関係者が参加する中で、関心表明書の交換式典が行われました。この式典では、各社の協力と円滑なプロジェクト進行が確認され、つばめBHBは、プロジェクトの鍵となる存在として期待されています。
アンモニア生産設備の特長
つばめBHBの小型アンモニア合成設備は、年産500トンから5,000トンまでのモデルを展開しており、今回のプロジェクトで求められるオンサイト生産のニーズに応えることができます。これにより、ウクライナの復興に貢献し、エネルギー自立と強靭化を実現する目標に沿った取り組みが進められます。
また、このプロジェクトを通じて、つばめBHBは必要な量のアンモニアを需要地で直接生産することにより、輸送や貯蔵にかかるコストを削減し、温室効果ガスの排出を低減することを目指しています。これにより、環境問題や食糧問題に関する人類の課題解決に貢献することが期待されます。
つばめBHB株式会社について
つばめBHBは東京都中央区に本店を置き、神奈川県横浜市の東京工業大学内にR&D拠点を持つ企業です。2017年に設立され、オンサイトアンモニア生産システムや触媒の研究開発を主な事業としています。代表取締役は渡邊昌宏氏で、企業の成長とともに持続可能な社会への貢献を目指し日々の事業に邁進しています。
会社情報
- 会社名
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つばめBHB株式会社
- 住所
- 神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-12 新横浜スクエアビル 6階
- 電話番号
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