奈良のタコス屋サリーが新たな挑戦を開始
タコス屋サリーは、創業から18年の歳月を経て、みずみずしい新しい挑戦をしている。場所は奈良。もともとメキシコのタコスからインスパイアを受けて始まったこの店は、今では日本の食材を活かしたタコス作りに情熱を注いでいる。
日本のタコスの進化
この店の創業のきっかけは、20歳の頃に沖縄で体験した一皿のタコスへの感動だった。「この素晴らしい料理をもっと多くの人に知ってもらいたい」という想いが、タコス屋サリーのスタートを促した。日本全国から訪れる旅行者にメキシコの味を届ける一方で、サリーは日本ならではの食文化との接点に気付く。
メキシコのタコスと異なり、日本の地元の食材や調理法は受け入れられにくいこともあった。特に、奈良の干し柿や和菓子が苦手にされてしまうことを目の当たりにし、彼女はこの状況に心を痛めた。しかし、それが響き、サリーの中に新たな問いが生まれた。「日本のタコス屋だからこそできることは何か?」
新しい形での味わいの発見
サリーが目指したのは、日本の食材を主役にしたタコスである。ただの和食のアレンジではなく、各料理を通じて日本の食材の魅力を新しい形で感じ取ってもらうことだ。彼女のタコスには、生産者との出会いや土地の物語が込められている。
- - さくら味噌の和牛タコス:祖母との思い出を繋ぐ一皿
- - ばあく豚と長葱のカルニータス:奈良・五條で育てられた豚肉使用
- - ばあく豚のコンフィと果実の実り、干し柿のサルサ:奈良の名産干し柿をプラス
- - ミョウガと柚子胡椒香る鯖タコス:鯖街道との縁を生かした一皿
- - 大鉄砲大豆のソイチーズタコス:奈良の伝統的な大豆利用
タコスにはライムの代わりにスダチを使用し、日本の風味を重んじる。訪れる海外の旅行者には、日本の食文化を体験する機会を、国内の顧客には再発見する楽しさを提供する。
リニューアル情報と店舗概要
2026年8月6日、タコス屋サリーはリニューアルオープンを果たす。新たに奈良と日本の食材を使った9種類のタコスを用意し、さらに奈良の酒蔵を中心とした日本酒のペアリングも楽しめるようにする。また、店舗のデザインには奈良の蚊帳文化や独特の色彩が取り入れられ、訪れる人々を心地よい空間で包む。
【リニューアル店舗情報】
- - 店舗名:タコス屋サリー
- - リニューアルオープン日:2026年8月6日
- - 所在地:〒630-8217 奈良県奈良市樽井町6
- - 営業時間:11:00~17:00(通常営業)/夏季営業(8月)は13:00~19:00 /燈花会期間は17:00~21:00
- - 定休日:水曜日
- - 席数:40席
お天気に影響されるアウトドアレストランとなっており、雨天や荒天時には休業することもあるため、最新の営業情報はInstagramで確認できる。タコス屋サリーが日本の食材を存分に活かした新しいタコスの旅を、ぜひ体験してみてはいかがだろうか。