脱炭素経営をサポートするESJの新サービスと価格改定について

株式会社エネルギーソリューションジャパン（ESJ）は、東京都中央区に本社を置く企業で、脱炭素経営を目指す中小企業のためのサポートサービスを強化しました。2021年4月、当時の菅首相が気候変動サミットで日本の脱炭素目標として「2030年までに46%削減、2050年までに実質ゼロ」の達成を宣言したことを受け、企業の脱炭素化が急務となっている現状があります。特に中小企業は、サプライチェーン全体での対応が求められる中、大企業だけでなく彼らも脱炭素化を進める必要があります。

このような背景から、ESJは「中小企業向けSBT申請サポートアフターサポート」という新サービスを始めました。これは、SBT認定を取得した企業に向け、認定後のCO2削減活動を支援するためのものです。具体的には、毎年の排出量の算定と削減率の確認を行い、また、企業としてのアピールの支援も提供します。

新サービスの選択肢は主に二つあります。一つ目は、定額のアフターサポートです。年次の排出量と削減率の精密な算定、効果的なアピール方法の提案、さらにはESJ運営の中小企業向けWebサイトへの掲載が含まれています。そして、年額料金は100,000円（税別）という比較的低価格で提供されています。二つ目は、オーダーメイドのアフターサポートです。こちらは、企業の個別のニーズに応じて中長期的な脱炭素ロードマップの作成や、効果的な削減施策の提案を行うものです。

ESJはまた、申請サポートの価格も見直しました。SBT申請サポートは35万円からの価格で、複数事業所の場合でも比較的リーズナブルに対応することができます。これにより、ESJ以外で支援を受けた企業や自力で認定を取得した企業も、継続的なサポートを受けることが可能になっています。

SBT認定を取得すると、持続可能な企業であることを社会に示すことができ、企業価値の向上やリスク軽減などの多くのメリットがあります。しかし、認定取得後の課題については、依然として多くの企業が困難を感じていることも事実です。そのためESJは、「申請はスタート地点、認定取得後こそが本番である」という考えのもと、企業を導いていくサポートを行っています。

企業における脱炭素化は、単なる環境への配慮だけでなく、長期的なコスト削減や企業価値の向上にも直結します。ESJはそのためのパートナーとして、全国の中小企業と連携しながら脱炭素経営を支援していく所存です。また、無料セミナーも開催予定で、具体的な取り組みやサービス内容などについての詳細な説明が行われる予定です。

株式会社エネルギーソリューションジャパンは、設立から8年間で400件以上のCO2削減ポテンシャル診断を行い、脱炭素分野でのリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。この新サービスにより、さらに多くの企業が脱炭素化の道を進めることを願っています。