アスエネ株式会社が提供するESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の2024年度グッドデザイン賞を見事に受賞しました。同社は2022年度にCO2排出量見える化・削減・報告サービス「アスゼロ」での受賞もあり、一社にして二つのサービスがこの名誉ある賞を手にすることになりました。特に「ASUENE ESG」は、持続可能なサプライチェーンの構築を支援し、企業のESG評価を直感的に可視化することを目指しています。
「ASUENE ESG」は、国際基準に基づいた信頼性の高いレーティングとスコアリングを提供し、企業はこれを活用して自社のESG評価を管理できます。特筆すべきは、そのシンプルなユーザーインターフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)です。難解な設問の答えを入力するだけで、サプライチェーン全体のデータを収集・管理でき、視覚的にも整理されたダッシュボードに反映されます。これにより、企業はESG経営を追求しやすくなるでしょう。
評価にあたっては、200を超える調査票を整備したUIと、操作性の高さが特に評価されました。評価コメントによれば、アプリケーションは業務負担を軽減しつつ、企業のESG対応を促進するデザインとなっているとのこと。このように、デザインだけでなく、実用性にも極めて優れた点が受賞の要因です。
また、今回の受賞は「ASUENE ESG」が企業のESG経営を包括的に支援できることを改めて証明するものでしょう。このシステム内では設問への回答を記録するだけでなく、ESGの取り組みの改善アクションも管理可能です。これは、企業にとって新たな挑戦を後押しし、持続可能な経営の実現に役立つことでしょう。
アスエネは、「ASUENE ESG」の認知拡大に向けた努力を今後も続けるとしています。これを機に、より多くの企業が脱炭素化とESG経営の重要性を再認識し、実践していくことが期待されています。私たちの生活やビジネス環境をより持続可能なものへと変えるため、企業のESG評価を支援するこのようなサービスの必要性は今後も高まるでしょう。
この受賞を機に、多くの企業が「ASUENE ESG」を導入し、持続可能なサプライチェーンの構築に取り組むことを期待しています。グッドデザイン賞は、その名の通り、優れたデザインに与えられる賞ですが、受賞した商品やサービスが社会の課題を解決するためにどれだけ貢献できるかも大きなポイントとなります。「ASUENE ESG」は、まさにその先駆けであり、環境に優しい社会づくりをサポートする強力なツールと言えるでしょう。