渡辺純菜選手、入社
2025-06-03 11:22:23

山口県のウインドサーフィン選手、京瀧グループに入社し五輪へ挑戦

渡辺純菜選手、京瀧グループに加わり新たな挑戦



山口県周南市出身のウインドサーフィン選手、渡辺純菜(わたなべ じゅんな)選手が株式会社京瀧に新たに社員として迎えられた。彼女は2028年のロサンゼルス五輪出場を目指し、競技活動を最優先にしながら同社で広報や情報発信の業務に携わることになる。実業団スポーツの枠を超え、企業がアスリートを積極的に支援する新たなモデルがここに誕生した。

渡辺純菜選手の経歴



渡辺選手は、小さい頃からスポーツに親しんできた。5歳から空手を本格的に学び、小学校時代には「全日本少年少女空手道選手権大会」に出場するなどその才能を開花させていた。しかし、人生の転機は小学5年生の時、山口県の「山口ジュニアアスリートアカデミー」に合格したことから始まる。彼女はウインドサーフィンと出会い、その後異例の競技転向を果たす。

高校ではレーザーラジアル級に挑戦し、国民体育大会での出場・入賞を果たすなど実践経験を積み重ねた。さらに、RS:X級で国内トップクラスにまで成長し、ユースナショナルチームとしても国際舞台に立つことになる。これらの経験が彼女を強く支え、大学では鹿屋体育大学ウインドサーフィン部に所属してさらなる実力を高めていく。

五輪への挑戦



今、渡辺選手はiQFOiL級で2028年ロサンゼルス五輪を目指す道を歩んでいる。この競技は新しい技術やスタイルが求められるため、挑戦は容易ではないが、彼女の強い意志と決意がそれを乗り越えようとしている。特に、2025年7月にデンマークで開催される「2025 iQFOiL世界選手権」への正式出場も決まっている。

京瀧グループのサポート体制



京瀧グループは、アスリートが競技と仕事を両立できる柔軟な支援体制を整えている。具体的には、渡辺選手が練習や大会に専念できる環境を提供しつつ、広報やクリエイティブ制作の業務に関わる機会を与える。そして、これらの業務は主にリモートワークを利用して行われるため、競技との両立がしやすくなっている。

京瀧グループは、1921年に創業して以来、地域の産業を支え続けてきた企業であり、今後も地域とのつながりを大切にしながら、渡辺選手の夢を支えようとしている。彼らが掲げる「挑戦し続ける精神」は、渡辺選手の競技に対する真摯な姿勢と深く共鳴している。

地域から世界へ



渡辺選手と京瀧グループは、地域から世界への道を切り拓くことを目指している。将来的には、地域のマリンスポーツ振興や次世代アスリートへの育成にも力を注ぎ、挑戦者たちが夢をかなえるための架け橋となることを目指している。自社のビジョンに基づいたこの取り組みは、新たな企業のモデルケースとして多くの人々に影響を与える可能性を秘めている。

会社概要



  • - 会社名: 株式会社京瀧
  • - 所在地: 山口県周南市川手2丁目10-18
  • - 代表者: 代表取締役京瀧 崇久
  • - 設立: 1948年6月23日(創業1916年)
  • - 資本金: 6,000万円
  • - 従業員数: 261名(役員・正社員・パート・アルバイト含む)
  • - 事業内容: 港湾荷役、貨物運送、マリーナ事業、フード事業、カーライフ事業など
  • - 公式ウェブサイト: https://kyotaki.co.jp

これからの渡辺選手の挑戦と、京瀧グループのサポートによる新しい形のアスリート支援が、地域や社会にどのような影響を与えることになるのか、目が離せない。


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会社情報

会社名
株式会社京瀧
住所
山口県周南市川手2-10-18
電話番号
0834-63-0481

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