サントリーの新たな環境保護活動
サントリーホールディングス株式会社は、持続可能な水源保全を目的とした「サントリー 天然水の森」プロジェクトの一環として、岐阜県中津川市と森林整備に関する協定を結びました。この協定は2023年3月25日に締結され、岐阜県内での活動は2ヵ所目となります。
協定の目的と活動内容
今回の協定の対象となるのは、中津川市付知町の市有林です。この地域は、サントリー知多蒸溜所の重要な水源涵養エリアでもあります。
「サントリー 天然水の森」は、森林の植生や地質の調査を行った上で、30年から100年先を見越した長期的な活動計画を策定しています。これにより、40名以上の専門家と協力し、針葉樹の間伐や作業道の開設、獣害対策を進めています。これらの取り組みを通じて、豊かな土壌を育て、雨水の保水・浸透を促し、良質な地下水の生成を目指しています。
ウォーター・ポジティブの取り組み
サントリーの活動は、すでに20年以上にわたって続けられており、国内の工場で使用する地下水量の2倍以上の水を涵養しています。この活動は「ウォーター・ポジティブ」として知られ、環境省が推進する「自然共生サイト」という認定も受けています。
また、昨年の5月からは企業向けの水源涵養研修をスタートし、35社以上がこの研修を受けています。これは、他の企業にもサントリーの知識を提供し、水源保全活動を広げる試みです。
サントリーグループの企業理念
サントリーグループは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命の輝き』を目指す」という企業理念のもと、持続可能な社会の実現へ向けたさまざまな取り組みを行っています。特に「水のサステナビリティ」に焦点を当て、貴重な資源である「水」を守り育てる活動をグローバルに進めています。
未来への展望
今後もサントリーグループは、「水のサステナビリティ」を事業の重要課題として認識し、自然環境の保全や再生活動に一丸となって取り組んでいく方針です。これにより、環境への貢献を続け、持続可能な社会の実現を目指します。
詳細情報
- - 所在地: 岐阜県中津川市付知町
- - 敷地面積: 約228ha
- - 活動内容: 針葉樹の間伐、広葉樹の植栽、作業道の開設など
サントリーの取り組みは、森林整備や水源保全だけでなく、地域社会との連携を通じて持続可能な未来につながる重要な一歩です。