京都女子大学と京阪流通システムズのコラボ
大阪市内のショッピングセンターで、新たな試みが始まります。京阪流通システムズが運営する京阪シティモールと京阪モールは、京都女子大学の有志によるものづくり集団「KUMO」との協力のもと、古着や廃材を再利用するためのアップサイクル・リメイク用の繊維製品回収ボックスを設置します。これにより、消費者が不要になった衣類や布製品を持ち寄り、新たな形で利用される機会を提供します。
プロジェクトの背景
この取り組みは、廃棄物を無駄にせず、持続可能なものづくりを推進することを目的としています。2025年6月26日から始まるこのプロジェクトでは、夏のセール期間中に多くのお客さまに回収ボックスを活用してもらい、不要な繊維製品を集めます。
回収された製品は、今秋開催予定の「3rd ADAPTIVE FASHION SHOW 2025」に向けて、学生たちによってリメイク衣装に生まれ変わります。また、アップサイクルを通じて新たな商品企画にも活用される予定です。この一連の活動は、循環型の社会への道を示す重要なステップとなるでしょう。
回収ボックスの設置情報
以下の場所にて、繊維製品の回収を行います。
- - 期間: 2025年6月26日(木)〜7月31日(木)
- - 場所:
- 京阪シティモール 3F G.U.奥
- 京阪モール 2F 本館・ホテル館連絡通路
回収対象には、衣服、子供服、レインウェア、新品タオル、ベッドリネン、カーテンなどが含まれますが、使用済みタオルや下着など、特定のものは回収対象外となりますのでご注意ください。
参加団体のご紹介
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KUMO: 京都女子大学の学生有志が集まった集団。古着や廃材を用いて、アップサイクル商品を企画・制作・販売しています。
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一般社団法人日本アダプティブファッション協会: 障害者向けファッションを普及し、多様性を尊重する社会の実現を目指しています。
KUMOの活動は、2025年にかけて「わたしたちのSDGs 〜繊維製品の循環をめざして〜」というテーマで、様々な展覧会やファッションショーの開催が計画されています。
京阪グループの取り組み
このプロジェクトは、京阪グループが推進する「BIOSTYLE PROJECT」の一環でもあります。私たちの暮らしをもっと持続可能で豊かにし、SDGsの達成を目指すライフスタイルの提案の一部として位置づけられています。京阪グループは、環境への配慮と消費者の健康的なライフスタイルの確立に向けた取り組みを継続的に行っています。
詳しい情報や最新のプロジェクトについては、京阪流通システムズの公式ウェブサイトで確認することができます。今回の取り組みが、より良い社会づくりにつながることを期待しています。