新しい選択肢「ココカラバッグ ーYタイプー」、「ココカラスラブ ーYタイプー」の誕生
2025年10月、ココカラ合同会社が新たに発売するのは、夏イチゴや花のポット栽培に特化した新しい培土「ココカラバッグ ーYタイプー」と「ココカラスラブ ーYタイプー」です。これらの製品は、有機培土「ココカラピート」シリーズの一環として、高温期の栽培での品質や収量の向上を目指して開発されました。
開発の背景
ココカラは南インドに自社工場を持ち、栽培作物に最適なココピート製品を提供してきました。この度の新製品は、栽培中に発生する根腐れや温度に対する問題を解決するために、ココピート、チップ、カットファイバーを独自に配合しています。選べる「バッグタイプ」と「スラブタイプ」により、作物にとって理想的な環境を提供し、生産者のニーズに応えます。
製品の特長
1.
優れた通気性と排水性
根に必要な酸素を十分に供給するチップと繊維が最適な隙間を作り出し、高温期の根の窒息リスクを抑えます。
2.
適度な保水性
排水性を持ちながらも、ココピートが適度な水分を保持。安定した生育環境が提供されます。
3.
均一な品質
微粉(ダスト)を丁寧に取り除いたことで、ポット底に粉が溜まることなく、長期間安定した環境を維持します。
栽培スタイルに応じた製品形状
標準サイズ:100×20×12cm(10穴)。高設ベンチでのイチゴ栽培に最適。
標準サイズ:100×20×15cm / 100×20×12cm。特注サイズのご相談も可能です。
カスタマイズ対応
生産者の要望に合った配合割合を調整できるため、「さらに保水性を高めたい」といったニーズにも対応します。
夏イチゴ栽培と花のポット栽培におすすめ
特に夏イチゴ栽培では、培地温度が上昇しやすくなりますが、優れた通気性の「Yタイプ」は酸素供給をサポートし、健康な成長を促進します。また、根詰まりや水はけの悪化を防ぎ、健全な株の育成を実現します。
最適な潅水方法
夏イチゴ栽培においては、「朝はたっぷり、日中は補給、夜は乾かす」という潅水サイクルが基本です。朝の潅水で培地全体を均一にすることが非常に重要です。
さらに、灌水量やタイミングについては、具体的に朝5時に270ml/株を基にした実績もあります。詳しくは公式HPの関連記事をご覧ください。
ココカラ合同会社の取り組み
ココカラは「農業をもっとラクに」をミッションに掲げ、農業資材の企画・製造・販売を行っています。南インドの工場で高品質な製品を安定して提供し、日本及びイギリスにも取引先があります。270以上の生産者様に支持されているココカラピートは、今後も進化を続けていきます。
会社情報
- - 会社名:ココカラ合同会社
- - 代表者: 大原秀基
- - 所在地: 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン サウス3F
- - 設立: 2016年11月
- - 公式HP: cococara.jp