インドネシアの新たなキャリア支援プログラム
キャリアダイバーシティ株式会社が、インドネシアのバンドン工科大学との連携をもとに「Japan Career Days」という新たなキャリア支援プログラムを開始しました。この取り組みは、インドネシア人学生の日本でのキャリア形成を目指しています。
インドネシアの現状
インドネシアは、約2.7億人を超える多民族国家であり、世界でも有数の若い人口構成を持っています。平均年齢は29歳と非常に若く、経済は急速に成長しています。このような人口動態が、インドネシアを重要なパートナー国としています。特に日本企業にとって、インドネシアに進出するベースとして人気が高まっています。
バンドン工科大学について
バンドン工科大学は、インドネシア国内で最も人気があり、受験倍率が非常に高い大学です。毎年約40万人が入試を受け、2000名の合格枠を争っています。理系部門ではトップクラスの評価を受けており、著名な卒業生には初代大統領スカルノ氏などが含まれています。
Japan Career Daysのスタート
Japan Career Daysは、2019年にバンドン工科大学のキャリアセンターから独立した形で設立されました。このプラットフォームは、日本語やビジネスマナーの研修、日系企業との接続を提供するジョブフェアなど、多様なサポートを提供しています。
最近では、コロナ禍の影響で多くの企業が「脱・中国依存」を進めており、日本企業も東南アジアの人材を求めていることから、こうした取り組みの重要性は増しています。特にインドネシアは親日的な国であり、日本企業が進出するには理想的な環境が整っています。
事業提携の意義
キャリアダイバーシティとの提携は、インドネシア人学生が日本でのキャリアを構築するための新たな機会を提供します。具体的には、以下のようなプログラムが計画されています。
1. ビジネス日本語プログラム
2. キャリア形成セミナー
3. 日本企業の現地採用面接会の実施
4. Japan Career Days卒業生の生活サポート
これらのプログラムは、現地に精通した専門家による指導の下で行われるため、学生にとって非常に有益です。
インドネシア市場への採用支援
日本企業はインドネシア市場での人材採用において、多くの課題を抱えています。特に現地の文化や言語についての理解は欠かせません。キャリアダイバーシティは、採用に関する各種サポートを提供しており、企業が安心してインドネシア人を採用できるよう努めています。
お問い合わせ先
詳細情報や具体的な支援について興味がある方は、以下の連絡先までお問い合わせください:
会社概要
- 代表者: Dr. Eng. Bambang Setia Budi
- 所在地: バンドン市, インドネシア
- 設立: 2019年
- 代表者: 和田海二
- 所在地: 東京都台東区
- 設立: 2020年7月
この新しい取り組みが、インドネシアと日本の関係をさらに深めることが期待されています。