低FODMAP乳酸菌飲料「マイ・フローラフリー」が食品選定賞を受賞

低FODMAP乳酸菌飲料「マイ・フローラフリー」の受賞

広島県の野村乳業株式会社が展開する低FODMAP乳酸菌飲料「マイ・フローラフリー」が、農林水産省のニッポンフードシフト表彰の「FOOD SHIFT セレクション」で入賞しました。この受賞は、身体に優しい食品の選定を行う同事業において、特に「みどりの食料システム戦略の推進」という部門での評価を受けたものです。

「マイ・フローラフリー」とは？

「マイ・フローラフリー」は、腸内環境を整えることに特化した乳酸菌飲料であり、デリケートなお腹に悩む方々に向けて、安心して続けられる腸活習慣の実現を目指しています。この商品は、オーストラリアの「FODMAP Friendly認証」を取得した日本初の乳酸菌飲料であり、お米を基にしたさらっとした飲み口が特徴です。また、乳糖をほとんど含まないため、牛乳が苦手な方でも安心して飲むことができます。

低FODMAPの重要性

腸活の観点から注目されているFODMAPとは、「発酵性オリゴ糖・二糖・単糖・ポリオール」の略で、一部の人々にはお腹の不快感を引き起こすことがあります。実は、一般的に健康に良いとされる食材、例えばヨーグルトやきのこ、納豆などにも、FODMAPが含まれていることが多いのです。そのため、特定の糖質を排除した食品が求められているという背景があります。「マイ・フローラフリー」は、こうした特定の糖質をカットし、腸環境に優しい飲料として設計されています。

「マイ・フローラフリー」の特長

『マイ・フローラフリー』は、以下の3つの特長があります。

1. FODMAPをカット：腸に負担をかける特定の糖質を排除し、安心して飲むことができます。
2. 独自の乳酸菌使用：世界で最も研究されている植物乳酸菌の一種、LP299Vを使用しており、1杯（100ml）あたりに100億個の生きた乳酸菌が含まれています。この乳酸菌は日本で唯一、野村乳業が使用しています。
3. 国産原料の使用：主原料のライスミルクの一部は、広島県産のお米を使用しており、地域に根差した製品作りを心掛けています。

野村乳業の企業背景

1897年に創業した野村乳業は、「おなかを育てる」ことを企業の理念として掲げてきました。かつては牛乳やヨーグルトなどを製造していましたが、90年代から市場競争が激化する中で、腸内環境に特化した製品へとシフトしました。このような背景から、顧客に価値を提供するために、発酵技術や腸内環境に関する研究を重視するようになりました。また、乳業メーカーでありながら、牛乳の製造を行っていないという特色があります。

新しい腸活の時代へ

このように「マイ・フローラフリー」は、腸内環境を考えた革新的なアプローチを通じて、健康的な生活をサポートする商品です。さらに、これをきっかけに、広島の自然豊かな地から生まれた技術や製品が、全国、そして世界に広まっていくことを期待しています。全ての人々が腸活に目を向け、日々の健康に役立てるよう、今後も注目の製品となることでしょう。