新たな提携により企業の安全保障を強化
株式会社Ballistaとオウルズコンサルティンググループが、2026年7月から安全保障領域での業務提携を開始することを発表しました。この提携は、経済安全保障と防衛を一体的に考慮した企業支援を行うことを目指しています。両社は、政策提言や戦略の策定から実施や運用、人材育成までを包括的に支援します。
企業の経営課題としての安全保障
近年、国際的な情勢が不安定な中、企業が直面する安全保障への対応は、単なるリスク管理にとどまらず、収益機会に大きな影響を与える経営課題として浮上しています。特に、経済安全保障と防衛の関連は強まりつつあり、民間企業の活動が国家の安全保障とも関わる場面が増えてきました。企業は、国際情勢を踏まえた戦略的な対応(インテリジェンス)と、その実行力(アクション)が求められています。
提携の意図
本提携の主な目的は、このような分断を克服し、安全保障という複雑な課題にスムーズに対処できる体制を作ることです。オウルズが持つ政策や地政学、経済安全保障の専門知識と、Ballistaの統合支援サービス「Polaxis」、専門人材の実行力を結集し、経営の意思決定から現場の運用までを支援する「安全保障プラットフォーム」を構築します。
協業の計画
両社は、足元の具体的な課題に対処するため、例えば経済安全保障マネジメントや防衛産業向けの支援に取り組みつつ、将来的には経済安全保障リスク可視化プラットフォームや安全保障人材育成サービスの開発も進めていく予定です。これにより、顧客企業に必要な診断から体制構築、運用までの支援を提供し、安定した企業運営を実現します。
顧客が得られるメリット
本提携により、顧客はこれまで複数の専門家にまたがっていた知見をまとめて享受できるようになります。アドバイザーの助言から実行までを一貫してサポートし、安全保障への対応を経費から収益機会へと変換する礎を築きます。
今後の展開
両社は短期的な課題(①経済安全保障マネジメント、②防衛産業向け支援)から始めて、中長期的に必要なサービスの共同開発を進める計画です。防衛と経済安全保障を結びつけた安全保障支援をさらに広げ、様々な業界への展開や機能の強化を模索していきます。
代表者のコメント
オウルズの羽生田CEOは、激しい国際情勢の影響で企業の役割が変わっていると指摘し、安全保障全体が企業の重要な関心事になっていることを強調しました。Ballistaの中川CEOも、現場の実行力を重視し、提言に留まらず行動に移す重要性を訴えました。
会社概要
株式会社オウルズコンサルティンググループ
地政学リスクや経済安全保障に特化したコンサルティングサービスを提供しており、企業や行政と共に社会課題を解決し、事業利益の最大化を目指しています。
株式会社Ballista
個人と企業の挑戦を支えつつ、新たなコンサルティングの形を模索しています。フリーランス向けサービスや事業開発など多角的な取り組みが特徴です。
この提携により、日本企業の競争力が強化され、国際的な安定にも貢献していくことが期待されています。