夢を追う61歳の漫画家、クラウドファンディングで新作制作に挑戦
2025年5月に大阪・関西万博が開催される中、大阪を拠点に活動する漫画制作ユニット「chiku」は、新たな挑戦を始めました。62歳で連載デビューを果たした漫画家、筑濱健一氏が、人気のWEB漫画「バクちゃんの夢ノ国」の続編を制作するためのクラウドファンディングを立ち上げています。このプロジェクトは、読者やファンからの支援を受けて新たなエピソードを生み出すことを目指しています。
「バクちゃんの夢ノ国」とは?
「バクちゃんの夢ノ国」は、夢の冒険を追う主人公・バクちゃんと彼の仲間たちが、閉園した遊園地でさまざまな困難に立ち向かう物語です。本作の独特な世界観や、縦スクロール形式の革新的な演出が特徴で、多くの読者を魅了しています。これまで、全25話が文響社より電子書籍として好評配信されており、多くの漫画ファンからも高い評価を受けています。
「バクちゃんの夢ノ国」は、ただのエンターテインメントを超え、友情やポジティブなエネルギーの重要性を訴える作品です。筑濱氏自身の幼少期の経験が背景にあり、特に彼が奈良県の「奈良ドリームランド」で過ごした時間がインスピレーション源となっています。
クラウドファンディングの詳細
今回のプロジェクトは、全16話の新作エピソードを制作するために、約300万円の資金を募集するものです。実現には、1話あたり18万円の制作費が必要ですが、支援者には特典としてシンプルなお礼から、アクリルフィギュアやオリジナルキャラクター制作の機会が用意されています。支援金は新作製作に直接使用され、参加することで作家を支援し、作品を形にする手助けができます。
寄付の特典
支援者には様々な特典が用意されています。具体的には、以下のようなリターンが得られます:
- - 1,000円:イラスト入りのお礼メール
- - 4,500円:直筆サイン色紙
- - 5,500円:似顔絵制作
- - キャラクターのアクリルフィギュア、Tシャツなど
- - 各話のエンディングページに名前や似顔絵の掲載
- - オリジナルキャラクターの制作や、広告漫画制作の依頼
支援を通じて、これまでの読者だけでなく新たなファン層の獲得も狙っています。
まとめ
クラウドファンディングの締切は2025年10月10日23:59まで。プロジェクトページには関心を持っているファンに向けた詳細情報が掲載されています。最後に、「バクちゃんの夢ノ国」の新作制作を通じて、多くの人に夢の大切さを伝えたいという筑濱氏の思いが形になってほしいと願っています。
さらに、最新情報はSNSで随時更新されるため、ファンはぜひチェックしてみてください。支援がどのように作品に影響を与えるのか、楽しい結果を期待したいものです。