誰が構内にいるのかを即時に把握するために
日本では地震や火災、爆発事故など、予測不可能なリスクが日々増加しています。こうした状況において、企業が「今この瞬間、誰が構内にいるのか」を即時に把握できないことは重大なBCP(事業継続計画)の課題と言えます。
1995年の阪神淡路大震災を受けて、旭化成の延岡・日向地区では在場者把握の重要性が強く認識されましたが、企業の実際の運用においては、多くの問題が存在しています。社員や来訪者、協力会社、あるいは車両がそれぞれ異なる手段によって管理されており、この結果として「誰が場内にいるのかをすぐには確認できない」という大きな問題を抱えています。
AJSによる一元管理の実現
このような課題に対して、AJSは旭化成と協力し、化学プラント特有の厳しい安全基準とバラバラなゲート構造を考慮した新たな入退管理システムを構築しました。これにより、人と車両をリアルタイムに一元管理できる環境が整いました。
本ウェビナーでは以下のポイントに焦点を当てて、詳細に解説します:
1.
なぜ在場者把握がBCPで最も重要なのか
企業がBCP対策として在場者把握を重視する理由を、具体的な事例をもとに考察します。
2.
紙・Excel・ゲートごとの個別運用の限界
現行の手法がいかに限界を迎えているのか、またそれが企業に与えている影響についても触れます。
3.
旭化成での一元管理の実例
実際に旭化成の化学工場で導入されたシステムの実例を交え、効果的な運用について解説します。
4.
プロジェクト推進のポイント
関係部門との調整や運用設計において、どのようにプロジェクトを進めていくのか具体的な戦略を考えます。
5.
改善された災害対応・日常運用
実際の運用を通じて、どのように災害対応が改善されたのか、また日常運用における効率化についても取り上げます。
参加対象の企業様へ
このウェビナーは、「入退管理が拠点ごとにバラバラである」「在場者把握が監査で指摘されている」「車両と人のデータが統合できていない」といった課題をお持ちの企業様に特に有用な内容となっています。
主催・共催はAJS株式会社、協力は株式会社オープンソース活用研究所とマジセミ株式会社です。
今後もマジセミでは参加者の役に立つウェビナーを定期的に開催し、過去のセミナーの公開資料や他の募集中のセミナー情報は専用サイトでご覧いただけます。参加を希望される方はぜひお申し込みください。
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