FREAK’S STOREと長野県庁が共に進めるヘルメット着用推進プロジェクト
株式会社デイトナ・インターナショナルが運営するセレクトショップ「FREAK’S STORE」は、長野県庁との連携を強化し、高校生のヘルメット着用を積極的に促進する新たなプロジェクトを開始します。この取り組みは、2024年9月20日から始まる秋の全国交通安全運動出発式を皮切りに展開され、高校生を対象とした啓発活動に重点を置きます。
背景と目的
長野県では、通学時のヘルメット着用が必須であるにもかかわらず、着用率は依然として低迷しています。令和5年度の調査結果では、ヘルメット着用の努力義務の認知度は88%に達する一方で、実際の着用率は全国平均を下回る17.3%に留まっています。しかし、令和6年度には34.7%にまで上昇し、その背景には県の啓蒙活動が寄与しています。FREAK’S STOREとの共同プロジェクトでは、さらに高い着用率の向上を目指します。
高校生をターゲットにしたアプローチ
本プロジェクトでは「通学白書 “行きも帰りも青春です”」をテーマに、高校生のリアルな学校生活にヘルメット着用を結び付ける取り組みを行います。特に、自転車事故の多くが若年者に集中しており、そのため高校生を特にターゲットに設定しました。FREAK’S STOREは、デザインや使用感に関する高校生からのフィードバックも元に、参加型のヘルメットシェアリレーキャンペーンを展開します。
ヘルメットシェアリレーとは?
「ヘルメットシェアリレー」は、高校生たちがリレー形式でヘルメットを次に渡していく参加型キャンペーンのことです。各ヘルメットには生徒たちのメッセージが貼られ、交通安全の重要性や将来の夢、大切な友人への思いなどが表現されます。これにより、自分自身や周囲の安全に対する意識を高めることを目指します。キャンペーンは9月20日から始まり、FREAK’S STOREのオンラインストアでも進捗が報告されていく予定です。
市場における新製品の展開
また、FREAK’S STOREはヘルメット専門ブランドのbernと共同で新たなヘルメットも発売します。この商品のデザインは高校生たちの声を取り入れています。購入することによって、SDGsに基づいた持続可能な取り組みにも寄与できるよう、受注生産形式で販売されます。
参加メンバーの紹介
特に、長野県佐久長聖高等学校に在籍するアイドルグループ「7限目のフルール」のメンバーもこのプロジェクトに参画します。彼女たちは、高校生の代表として、交通安全の大切さを広める役割を担っています。
今後もFREAK’S STOREと長野県庁は協力し、様々な角度からの啓発活動を展開していくことを目指します。ヘルメットの着用がより一般的となり、安全な通学環境が整うことが期待されます。安全意識の向上は、未来の社会を支える大切なステップです。