2025年春のメディア化作品注目度ランキングの詳細発表

2025年春のメディア化作品注目度ランキング

総合電子書籍ストア「ブックライブ」が、2025年春に映像化される作品の注目度ランキングを発表し、数ある作品の中から特に人気の高いものに焦点を当てました。今回は、ファンの期待を集める内容とともに、詳細を掘り下げていきます。

注目のメディア化作品

第1位：名探偵コナン隻眼の残像

最も注目されている作品は、『名探偵コナン』の劇場版最新作「隻眼の残像（フラッシュバック）」。この作品は、毎年のように新しい映画が公開される人気シリーズの第28作目です。1994年から連載が続くこのコミックは、すでに106巻を発行し、全世界累計で2億7000万部超の発行部数を誇ります。

コナンのストーリーは、黒ずくめの組織に毒薬を盛られ、高校生探偵・工藤新一が幼児の姿になるところから始まります。以降は、江戸川コナンとして様々な難事件を解決していく本格的な推理劇が展開。特に映画版はスケールの大きさと迫力で、多くのファンを魅了し続けています。

ファンは「毎年のGW恒例行事として楽しみにしている」という声や、映画の「小五郎さんに期待したい」というコメントも寄せており、多くの期待が寄せられています。

第3位：片田舎のおっさん、剣聖になる

3位にランクインしたのは、『片田舎のおっさん、剣聖になる』です。この作品は、田舎の剣術師範が弟子たちとともに成り上がっていく様子を描いたファンタジーです。著者は佐賀崎しげる、イラストは鍋島テツヒロが担当しています。小説投稿サイトで2020年に連載を開始し、すでに700万部以上を売り上げています。

物語の主人公は、特別指南役として王都に招かれることになった無名の師匠、ベリル・ガーデナント。彼が周囲に認められ、成り上がっていく様子は、多くの読者を引き込んでいます。ユーザーからは「おっさんの成り上がりに期待する」との声もあり、アニメ化に注目が集まっています。

第4位：パリピ孔明

4位には、独特なストーリーが話題の『パリピ孔明』が選ばれています。この作品では、三国時代の名軍師・諸葛亮孔明が現代の渋谷に転生し、駆け出しのシンガーソングライターを支える姿が描かれます。2019年に連載がスタートし、2022年にアニメ化、2023年には実写ドラマも放送されるなど、多方面にわたって人気を博しています。

映画化が期待されているようで、視聴者からは「ドラマを見て原作に手を伸ばした」との意見も。向井理の孔明役に対する高い期待が寄せられています。