OutbrainとTeads合併
2025-02-04 11:41:50

OutbrainとTeadsが合併し新たな広告プラットフォーム誕生

OutbrainとTeadsの合併



Outbrain Inc.(NASDAQ: OB)がTeadsの買収を完了したことを発表しました。この合併により、オープンインターネット市場をリードする2社が一体化し、業界初の統合オムニチャネルプラットフォームが誕生します。このプラットフォームは、CTV(コネクテッドTV)、モバイル、ウェブなど、あらゆるスクリーンにおいてブランド認知からパフォーマンスまでの成果を提供します。さらに、新しい会社名は「Teads」とされ、今後はこのブランド名で運営されます。

合併の影響



この合併によって、年間広告費が約17億ドル(2024年度予測)を誇るオープンインターネット市場の巨大なプレイヤーが誕生します。これにより、22億人もの消費者へリーチすることが可能になります。広告主は両社が保有する豊富なコンテクスチュアルデータと興味関心データを利用することで、より効果的なマーケティング戦略を構築することができます。また、高度なAI予測エンジンが広告主の成果最適化を支援します。

新体制と経済効果



新会社のCEOにはOutbrainのDavid Kostmanが就任し、元TeadsのCEOであるJeremy ArditiとBertrand Quesadaがそれぞれ共同社長兼アメリカ地域の最高事業責任者、国際事業の最高事業責任者に就任します。2024年度の予測財務数値として、Ex-TAC(トラフィック獲得コスト控除後)の売上総利益は6億2300万ドルを見込んでおり、調整後EBITDAは2億3000万ドルとされています。これには推定6500万~7500万ドルのシナジー効果が含まれています。

取引の詳細



本取引の総額は約9億ドルで、内訳は6億2500万ドルの現金と、4375万株のOutbrainの株式からなります。また、Teadsの売却元であるAlticeは、10名の取締役のうち2名を指名する権利を持っています。

Outbrainは、2024年11月の決算発表時にこの合併に基づく選定された速報値を提供する予定です。

Outbrainについて



Outbrain(Nasdaq: OB)は、オープンインターネット上でユーザーとの繋がりを構築し、広告主とパブリッシャーのビジネスを成功に導くテクノロジープラットフォームです。世界中の8000以上のメディアネットワークを介して、AIと機械学習を駆使し、ユーザーエンゲージメントを最大化する瞬間を予測します。2006年に設立されたOutbrainは、ニューヨークを本社とし、イスラエル、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋地域、南米にオフィスを持っています。


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会社情報

会社名
アウトブレインジャパン株式会社
住所
東京都新宿区新宿4-1-6JR新宿ミライナタワー18F(JustCo内)
電話番号
03-4579-4096

トピックス(経済)

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