信濃屋が新業態「cask」をオープン
信濃屋は、1930年に東京・世田谷で創業し、93年の長い歴史を誇る食と酒の専門店です。その信濃屋が、東京の新しい名所である虎ノ門ヒルズに、新たな複合型店舗「cask」を開業します。
「cask」は、食べることの楽しさを再考する場所として、地域の生産者との協力を強化。信濃屋が大切にする「食べて美味しい、食べ続けて安心」という理念を基に、オリジナル商品や手作りの惣菜、安心・安全な健康野菜と豊かな生鮮食材を提供します。
質の高い食材の宝庫
新店舗「cask」が最も重視しているのは、日本各地から厳選した質の高い素材と発酵食品です。ホットミールの販売や人気のお弁当、デリ、スイーツ、パンといった多様な商品のラインナップでイノベーションを促進します。また、生産者との直接的な交流を目的とした試飲・試食会やワークショップも定期的に開催し、食材にまつわる物語や知識を存分に伝えます。
「cask」は、ただのスーパーマーケットではなく、食文化を都市生活者に広め、新機軸を打ち出すための舞台と位置付けられています。生産者とのつながりや、こだわりを持ってつくられた商品は相互に関係し、地元と都市の架け橋となることを目指しています。
ワインレストラン「W」の併設
さらに、店内にはワインレストラン「W」も併設。ランチメニューは近隣のオフィスで働く方々も楽しめる内容となっており、食材をそのままお店で味わえるBYOスタイル(Bring Your Own)を採用し、購入したワインをレストランで楽しむことができるのです。この新しい形のレストラン体験は、買い物と食事を融合させ、消費者に新たな価値を提供します。
デザインに込められた思い
「cask」のインテリアデザインは、東京・六本木の「Common」や広島・尾道の「Soil Setoda」を手がけたデザインユニットSTUDIO DIG.が担当。自然素材を用いた空間が、信濃屋の姿勢を表すとともに、流動的な体験を演出しています。この美しい空間は、食の楽しさをさらに引き立てる要素となります。
信濃屋の新たな挑戦
信濃屋の新業態「cask」は、これまで蓄積してきた歴史と経験に基づき、食文化の未来を切り拓く重要な一歩です。ただの食材の提供にとどまらず、生産者の情熱や品質を消費者に直接届ける使命を担っています。
「食を考える」ことをコンセプトに、経営理念に合致した商品開発を進め、現代的なライフスタイルにマッチした商品を提供していく予定です。信濃屋は、安心・安全でありながらも、食の本質的な魅力を消費者に伝える橋渡し役を目指しています。
まとめ
「cask」は2024年1月16日のオープンを予定しており、虎ノ門ヒルズという好立地で、新しいスーパーマーケット・レストランの形を編み出していきます。信濃屋が長年の経験を元に作り上げたこの新しい空間で、多くの人々が食を楽しむことができることを期待しています。
店舗情報
- - 店舗名称 : cask
- - 所在地 : 東京都港区虎ノ門2丁目6―1虎ノ門ヒルズステーションタワー 地下1階
- - 開業日 : 2024年1月16日(火)予定
公式Instagram:
@cask_toranomon