三陽工業、宮原ゴムをグループ化
兵庫県明石市に本社を置く三陽工業株式会社は、2026年6月30日付で、同じく兵庫県神戸市長田区にある宮原ゴム工業株式会社の全株式を取得し、グループ化することを正式に発表しました。この合併は、三陽工業が「日本の製造現場を元気にする」というビジョンを持って進める製造業と製造派遣事業を一体化させることを目的としています。
宮原ゴム工業の歴史と技術
宮原ゴム工業は1965年に設立され、1965年から続いている「連続気泡体ゴムスポンジ」の専門メーカーです。彼らは、天然ゴムや合成ゴム、特殊合成ゴムを使用したゴムスポンジシートを生産しており、その製品は自動車や船舶、建築、さらにはスポーツ用品まで幅広い分野で利用されています。この60年以上の実績が、三陽工業における品質や技術の向上に大きな寄与をすることが期待されています。
2008年には、国内で唯一の連続気泡体ゴムスポンジシートの製造を開始。「ミヤハラのスポンジ」として知られているこの製品は、技術力を活かして日本の産業を支える役割を果たしています。今回の株式取得により、三陽工業グループの一員として新しい可能性を迎えることになります。
組織の変革と新しい挑戦
今回のグループ化に伴い、三陽工業の取締役である木下誠二郎が宮原ゴム工業の代表取締役に就任します。三陽工業のHR事業部もサポートに回り、社員の出向を通じて技術の継承と現場の強化を進める方針です。このような体制を整えることで、製造現場の品質向上が期待されます。
さらに、三陽工業がこれまで培ってきた「営業・採用・定着・育成」のノウハウを生かし、宮原ゴム工業のさらなる成長をサポートしていく方針です。三陽工業は、ゴムスポンジ製造という新しいフィールドで、製造業の未来に挑んでいくことを掲げています。
将来への展望
三陽工業は、社の成長と発展に向けて「やったことがないことをやってみよう」という合言葉のもと、新しい事業展開にチャレンジしていきます。これにより、日本の製造現場をさらに活性化させるための取り組みを進めていく意向です。
既に多くの期待が寄せられている三陽工業と宮原ゴム工業の新たな協業。この戦略の当初から進められるという背景が、今後の日本製造業全体に与える影響に注目が集まることでしょう。両社の活動から目が離せません。
会社概要
【宮原ゴム工業株式会社】
代表者: 宮原 良信
本社所在地: 兵庫県神戸市長田区苅藻通1-1-20
設立: 1965年(昭和40年)
資本金: 9,000万円
社員数: 17名
【三陽工業株式会社】
代表者: 井上 直之
所在地: 兵庫県明石市大久保町江井島1388番地
設立: 1980年(昭和55年)
URL:
三陽工業HP