デジタルハリウッド大学、研究紀要『DHU JOURNAL Vol.11 2024』発行
デジタルハリウッド大学は、12月14日、研究紀要『DHU JOURNAL Vol.11 2024』の電子版を公開しました。同日には、掲載論文を中心に発表と意見交換を行う「研究紀要論文発表会」も開催されました。
本研究紀要は、デジタルハリウッド大学の教員、研究員、職員、学生、卒業生、修了生などが行ってきた教育研究活動や実践の成果をまとめたものです。今年度は創立30周年を記念し、これまでの研究教育活動の成果と、未来を見据えた先端的な研究テーマの両方を掲載するという、2つの柱を立てて編集されました。
大学関係者からの投稿数は昨年度を大きく上回り、多様な視点からの研究成果が詰まった一冊となっています。テーマは「これまでのまとめ」と「未来への挑戦」の2つに大きく分かれています。「これまでのまとめ」では、デジタルハリウッド大学におけるこれまでの教育研究活動の蓄積を網羅的に提示。一方「未来への挑戦」では、従来の枠にとらわれない、独創的で先進的な研究内容を取り上げています。
研究紀要論文発表会
研究紀要の発行を記念して開催された「研究紀要論文発表会」は、掲載論文に関する発表と活発な意見交換の場となりました。発表会後には、参加者同士の交流を促進するための交流会も開催され、活気あふれるイベントとなりました。
発表会では、デジタルハリウッド大学大学院研究科長である木原民雄氏による開会の挨拶、編集幹事である山崎敦子氏による研究紀要の紹介に始まり、教員、院生、職員による多様な発表が行われました。発表内容は、日本コンテンツの海外市場におけるシェア推計とその成長戦略、バーチャルチームにおける効果的なリーダーシップ、デジタルハリウッド大学における退学率減少施策、学費支援策による学生定着と卒業率向上、そしてデジタルハリウッド大学大学院セミナーシリーズ『AI Bricolage Session』の実施報告など、多岐に渡りました。
発表会は、デジタルハリウッド大学駿河台キャンパスにて開催され、多くの参加者で賑わいました。参加者には、『DHU JOURNAL Vol.11 2024』と『DHU INTERNATIONAL JOURNAL Vol.02 2024』が進呈されました。
デジタルハリウッド大学について
2005年に開学したデジタルハリウッド大学は、デジタルコンテンツ制作やコミュニケーションに関する教育・研究を行う大学です。秋葉原で開学後、現在は御茶ノ水にキャンパスを構え、デジタルコミュニケーション学部とデジタルコンテンツ研究科を設置しています。世界43か国・地域出身の学生が在籍し、多様な人材育成に力を入れています。特にデジタルコンテンツ研究科は、新規事業プランニングやプロトタイピング支援などを通じて、多くの起業家を輩出しており、高い評価を得ています。
まとめ
『DHU JOURNAL Vol.11 2024』の発行と研究紀要論文発表会の開催は、デジタルハリウッド大学の教育研究活動の成果を広く社会に発信する重要な機会となりました。今後のデジタルハリウッド大学のさらなる発展に期待が高まります。電子版は大学ウェブサイトから閲覧・ダウンロード可能ですので、ぜひご覧ください。