Yanekaraの新しい挑戦
2025-02-21 16:22:20

Yanekara、三井不動産と連携したエネルギー事業の実証実験を開始

Yanekara、新しいエネルギー事業に参画



株式会社Yanekaraは、分散型エネルギーリソースを活用した「エネルギー・リソース・アグリゲーション事業」の実証実験に参画することを発表しました。この事業は、三井不動産が2025年冬から柏の葉スマートシティで開始するものであり、業界初の試みとして注目されています。

この実証実験では、不動産に設置されている空調設備や給湯器、発電機、蓄電池、EV充電器といった複数のエネルギーリソースを統合して管理・制御します。これにより、エネルギーの効率的な使用を促進し、持続可能な社会の実現を目指します。

近年、脱炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギーの利用が進んでおり、電力系統における安定運用が求められています。その一環として設立された「需給調整市場」では、電力使用のコントロールによって生み出される「調整力」が売買される仕組みが、2024年度から本格運用される予定です。

Yanekaraは、2024年度より柏の葉スマートシティで「三井のカーシェアーズ」におけるEVの調整力を活用するためのエネルギーマネジメントを実証しました。この取り組みには、Yanekaraの独自プラグイン型EV充電コントローラ「YaneCube®」とEV充放電器が用いられ、調整力の提供が検証されました。

この実証実験に参画することで、Yanekaraは脱炭素社会の実現に寄与することができると確信しています。再生可能エネルギーを主力電源とした持続可能な社会の基盤を築くため、電力系統の安定化に貢献することは重要です。

YaneCubeの技術は、工事不要でEV充電のピークシフトを実現し、それによりより迅速な分散型電源の普及を可能にします。これは、従来の集中型発電に代わるまったく新しいエネルギーの形態を構築することにつながります。

Yanekaraは、三井不動産の創立80周年の記念事業「未来特区」での優勝や、AEA2023での柏の葉賞受賞などの実績を持っています。これらの取り組みを通じて、持続可能な未来を創造するための役割を果たしていくでしょう。

今後の展開として、Yanekaraはこの事業を通じて日本における再生可能エネルギーの普及をさらに推進し、脱炭素社会の一翼を担うことを目指しています。環境問題が深刻化する中で、こうした技術革新とエネルギーのスマートな利用が求められています。これにより、次世代のエネルギー社会の実現に向けて、持続可能な取り組みが進むことが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社Yanekara
住所
千葉県柏市柏の葉5-4-19東大柏ベンチャープラザ
電話番号

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