自治体AI zevoが音声認識機能を追加
シフトプラス株式会社が開発した「自治体AI zevo」が、新たに音声認識機能を搭載しました。この機能の導入により、利用者は音声ファイルをアップロードすることで、質問に対するAIの回答を受け取ることができ、業務の効率化が図れます。
音声認識機能の具体的なメリット
音声認識機能を利用することで、例えば議事録を自動的に生成したり、内容を要約することができます。これにより、多忙な自治体職員の業務負担を軽減し、時間を有効活用することが可能になります。対応している音声ファイルの形式には、mp3、wav、aiff、acc、ogg、flacなどがあり、一度にアップロードできるファイルは最大5つ、合計で20MBまで対応しています。
個人情報の管理もより柔軟に
さらに、個人情報のマスキング機能および禁止ワード機能が、ユーザーごとに設定できるようになりました。これにより、情報のアクセス権限をきめ細かく調整でき、例えば個人情報を扱う業務担当者のみマスキング機能をオンにし、一般職員はオフにするなど、セキュリティレベルに応じた運用が可能になります。
自治体からの情報配信機能の追加
加えて、自治体が管理者からのお知らせをユーザーに向けて配信する機能も新設されました。これにより、緊急の情報や日常的な通知をタイムリーに行え、職員全員が重要な情報を見逃すことがなくなります。お知らせ内容はトップ画面から確認できるため、簡単にアクセスできます。
LGTalkによるビジネスチャットの提供
「自治体AI zevo」を契約した自治体には、ビジネスチャットツールであるLGTalkが提供されます。このツールは、ファイル無害化などのセキュリティ機能が備わっており、直接生成AI(自治体AI zevo)を利用することができます。最大10アカウントまで利用できるトライアルも用意されているため、導入を検討している自治体にとって魅力的な機会となるでしょう。
eRexとの連携
さらに、音声認識AI文字起こしツールである「eRex」との連携も可能になりました。これにより、自動的に生成された文字起こしの結果を容易に要約することができ、業務のさらなる効率化に寄与します。「eRex」も1ヶ月間の無償トライアルを実施しているため、興味のある自治体はぜひ利用してみてください。
まとめ
シフトプラスは、今後も自治体AI zevoの機能を拡充し、利用シーンを広げていく考えです。このシステムは、生成AIを利用した新たな自治体業務の形を提供することを目指しています。自治体職員の皆様、ぜひ新機能の利用を検討してみてはいかがでしょうか。