新たな規制対応成功
2025-02-26 17:56:37
ロイド船級協会とCapital Ship Managementが新たな規制対応を成功させる
新たな時代の幕開け
ロイド船級協会とCapital Ship Managementが手を組み、世界初となる陸上電源供給(OPS)適合性評価を成功裏に終えたことが報じられています。このプロジェクトは2012年に発表されたIEC 80005-1規格に基づくもので、多くの船主や造船所にとって待望の進展です。
OPS適合性評価の意義
この適合性評価が意味するのは、155,000 DWT級のスエズマックスタンカー6隻が米国カリフォルニア州のロングビーチ港の陸上電源インフラに完全に対応できるようになったことです。これにより、停泊中のスムーズな陸上電源接続が可能となり、温室効果ガスの排出削減および環境規制への遵守が期待されます。
技術的なチャレンジ
これまで、OPSに関する技術要件は不透明であり、船主や造船所にとって適切な機器の特定や設置が困難でした。しかし、ロイド船級協会がこの要件を明確化したことで、カリフォルニア州大気資源局(CARB)の排出規制を満たす道筋が立ちました。他国や他地域の船主にとっても、規制に対応するための重要な指針が示された格好です。
ロイド船級協会のTheo Kourmpelis氏は、「このプロジェクトは挑戦的でしたが、非常にやりがいのあるものでした」と語り、船主と造船所が適正な技術仕様で機器を発注できるためのサポートが実施されていることを強調しました。
規制変更への対応
さらに、CARBによる新しい排出管理基準が2025年1月1日から施行されることにより、世界中の港湾及び船主は陸上電源への対応を余儀なくされています。このような背景から、ロイド船級協会は、他の船主も同様の規制に適応できるよう支援することを目的としています。
Capital Ship Managementの見解
Capitalの最高技術責任者であるNikolas Vaporis氏も、プロジェクトの完了を喜ばしいとし、艦隊の将来に備えるための技術開発の重要性を強調しました。「POLBの陸上電源の要件に焦点を当て、LRと共にタンカーの陸上電源供給のパイオニアとなることができた」と語っています。
ロイド船級協会の役割
ロイド船級協会は、260年以上の歴史を持つ海事技術の専門家集団です。海事業界における安全基準の向上や、環境に配慮した運営を推進するために様々なサービスを提供しています。現在、同協会は、2万隻以上の船舶に関するデジタルソリューションを講じており、ゼロ・エミッションを目指して業界全体の取り組みを強化しています。
この新しい適合性評価は、次世代のタンカー運航における重要な一歩であり、より持続可能な海運業界の実現に向けた確かな進展を示しています。
会社情報
- 会社名
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スターマリン・パブリックリレーションズ株式会社
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