東京タワーがイエローグリーンに輝く!禁煙の重要性を再認識するイベント
世界禁煙デーに開催された特別イベント
5月31日は世界禁煙デー。日本医師会と東京都医師会が共催するイベントが東京タワーで行われました。この日は、タワーをイエローグリーンにライトアップし、禁煙の重要性を広める取り組みが強調されました。
イエローグリーンの意味
イエローグリーンは、受動喫煙を防ぎたいという思いを象徴する色です。今回のライトアップは全国的に展開されているイエローグリーンキャンペーンの一環として行われました。このキャンペーンでは、喫煙が引き起こす健康被害への意識を高めることを目的としています。
中学生との意見交換
イベントの中で、抽選で選ばれた30名の中学生が参加しました。新町クリニックの望月友美子理事によるセミナーが開催され、タバコの健康への影響について学びました。参加した中学生たちは「たばこを売らない選択肢はないのか?」や「たばこを大麻と同じように規制してほしい」といった鋭い質問を投げかけました。
禁煙川柳コンテストの表彰式
イベントでは、禁煙の重要性を伝えるべく行われた「すすめよう禁煙!川柳コンテスト」の表彰式も行われました。一般部門には約28,000作品、ジュニア部門には1,196作品が寄せられました。
受賞作品一覧
以下にいくつかの受賞作品を紹介します。
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日本医師会長賞: タバコより一緒にいたい人がいる(愛知県・仲川暁実)
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東京都医師会長賞: 禁煙に効くワクチンは思いやり(千葉県・しーしー)
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審査員特別賞: なぜモテる実はタバコをやめただけ(東京都・電気石)
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朝日新聞社賞: ぼく5歳パパも禁煙5周年(東京都・たくママ)
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日本医師会長賞: あと一本伸びるその手をぼくつなぐ(石川県・ひろ)
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東京都医師会長賞: 電子でもたばこはたばこ不健康(東京都・山崎怜美)
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審査員特別賞: きんえんははいよろこんでおとうさん(熊本県・石田純麗)
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朝日新聞社賞: えんとつがもくもくしてるパパのくち(兵庫県・吉川智貴)
主催者からは各部門の受賞者に表彰状と記念品が授与され、イベントの盛り上がりを見せました。
最後を飾ったライトアップ
イベントのフィナーレとして、松本日本医師会長と尾崎東京都医師会長がボタンを押し、東京タワーはイエローグリーンにライトアップされました。この美しい光景は、禁煙活動に対する強い意識を示すものとなりました。
継続的な禁煙啓発
日本医師会では、禁煙週間の5月31日から6月6日まで、東京タワー下のフットタウンで禁煙に関する啓発掲示も行っています。多くの人々がこのイベントを通じて禁煙に対する関心を高め、より健康的な社会の実現に向けて一歩踏み出すことを期待しています。
このイベントに興味がある方は、ぜひ日本医師会の公式サイトやYouTubeチャンネルもチェックしてみてください。