TOPPANと多摩美、共創デザイン展を開催
TOPPAN株式会社は、2025年3月19日から21日まで、東京ミッドタウンにおいて多摩美術大学との産学連携プロジェクト成果報告展を開催します。この展覧会では「共創が育まれる集合住宅の新しいコミュニケーションデザイン」をテーマに、多摩美術大学の学生たちが提案した新しい生活空間の美学とデザインを展示します。
展示の目的
本企画展では、TOPPANと多摩美術大学が協力して進めたプロジェクトの成果を発表し、現代社会における理想の集合住宅に必要な「ウェル・ビーイング」と「共創」の観点から、どのように人々がコミュニケーションを行うかを考えます。特に注目されるのは、学生の視点を通じて得られた新しいアイデアと、TOPPANが培った技術力の融合です。
「ウェル・ビーイング/共創」の理念
このプロジェクトの核心には「ウェル・ビーイング」と「共創」という二つの重要なテーマがあります。学生たちはこれらのテーマに基づき、生活者のニーズを把握し、それに合わせた建材の選定や空間のレイアウトを提案しました。その結果、集合住宅内での自然な交流を促進するための新たな工夫が生まれました。
展示内容
展覧会は3つのセクションで構成されています:
1.
新しさと親しみの追求 - デザイナーやクリエイターとしての新しい価値観を探求し、居住者が愛着を持てる空間の設計についての議論を深めます。
2.
良好なコミュニケーションの在り方 - 現代の集合住宅を舞台に、3つのグループがそれぞれ企画した空間モデルや建装材の提案を展示します。
3.
プロジェクトの成果 - 過去2年にわたるプロジェクト内容を紹介し、2022年と2023年のテーマに沿った進展を展示します。
未来の展望
TOPPANは、このプロジェクトで得られた知見を基に、今後の製品開発や空間デザインの提案に活用します。特にZ世代の感覚を取り入れながら、若い世代が求める居住環境のあり方を模索し続ける姿勢を示しています。さらなる産学連携を通じて、現代に即したデザインの進化を促進し、社会に貢献していくことでしょう。
本展覧会は入場が無料で、誰でも気軽に参加できるアクセスしやすいイベントです。特にコミュニティデザインに興味がある人々にとって、貴重な視点を提供する機会となるでしょう。
概要
- - 会期: 3月19日(水)から22日(土)まで(21日は休館)
- - 開館時間: 11:00〜18:00
- - 会場: 東京ミッドタウン・デザインハブ内・多摩美術大学TUB(東京都港区赤坂9-7-1)
参考リンク
多摩美術大学TUBの公式サイト
この展覧会が、多くの人々に新しい視点や発見をもたらすことを期待しています。