未来を見据えた防災
2025-06-12 10:43:06

子どもたちが描く未来を見据えた防災: Hero Eggの取り組み

子どもたちが描く未来を見据えた防災: Hero Eggの取り組み



2025年5月28日、大阪で開催された「防災万博」は子どもたちに多様な視点を提供する特別な場所となりました。本イベントは、株式会社Meta Heroesが運営するDX教育スペース「Hero Egg」により主催され、未来を担う若者たちによって具体的な防災に関するアイデアが発表されました。この催しは、世代を超えて防災への理解を深め、次世代の力を生かすために行われました。

プログラムの概要



イベントの冒頭を飾ったのは、香川県からの10名の小学生による「こどもピッチ」です。彼らは、自身の地域での防災に関する工夫やアイデアを、自信を持って発表しました。この発表では、避難所の設計についての具体的な改善点や、家族とともに実践できる防災の習慣が紹介され、聴衆からは大きな拍手が送られました。

次に、世界の子どもたちとのつながりが生まれる瞬間が訪れました。高知県・昭和小学校の児童による防災活動の紹介や、トルコやインドネシアの子どもたちからの震災体験のメッセージが映像として流れ、共通の課題としての防災を国境を越えて理解し合う時間が生まれました。

防災と音楽を通じた学び



そして、「そなえたらこわくない」という防災ソングが披露され、香川県の小学生と防災教育の専門家が共演しました。このオリジナルソングは、聴衆が自然と体を動かしながら楽しめるように設計され、音楽を通じた防災意識の醸成が行われました。

続いて、Hero Eggで選ばれた中高大学生たちによるピッチが続きました。彼らは、宇宙から見た防災対策やAIを使った避難情報の発信方法など、斬新で技術を駆使したアイデアを発表しました。これによって、参加者は若者の視点から見た新しい未来の可能性を感じさせられました。

地域創生と子どもたちの役割



さらに、「こどものまち」から来た子どもたちも登壇し、防災と教育を組み合わせた新しい社会像を提示しました。このプロジェクトは、子どもたち自身が社会の共創者として貢献することの重要性を示しています。

特別な存在、ウクライナからの声



マリィアさんというウクライナから避難してきた学生が登壇し、自身の経験をもとに「災害や戦争の中で女性や子どもをどのように守るべきか」というテーマでプレゼンテーションを行いました。彼女の言葉は、参加者に深い印象を与え、防災がどれほど重要かを再認識させました。

Hero Eggの目指す未来



イベントの最後には、Hero Eggの代表の松石和俊氏が、教育と防災の新たな可能性について語りました。彼は、最新の技術を用いて防災教育を広める取り組みについて紹介し、今後、地域社会や教育機関との連携を強化していく意向を示しました。

「こども防災万博」は、今後も全国的に展開し、海外とも連携していく予定です。子どもたちが自らの言葉を通じて社会に問いかける力を育む取り組みです。Hero Eggは、これからも子どもたちの創造力を活かし、地域社会に貢献するプロジェクトを進めていくと述べました。

まとめ



このように、Hero Eggが主催する「こども防災万博」は単なるイベントではなく、未来を考える子どもたちにとっての貴重な学びの機会となりました。彼らのアイデアや発表は、社会に新しい風を吹き込むことになりそうです。防災の重要性を感じ、次世代が主体的に取り組むことの意義を再確認した一日でした。


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会社情報

会社名
株式会社Meta Heroes
住所
東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア 39階
電話番号
06-7163-8673

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