株式会社Flying Duckと東京大学の共同研究
株式会社Flying Duckが東京大学と協力し、2050年カーボンニュートラル社会の実現に寄与するための共同研究をスタートさせることが発表されました。日本のエネルギー市場が変革期にある中で、再生可能エネルギーの導入が進む今、産業需要家にとっては複雑な電力・ガス市場をいかに効果的に活用するかが重要な課題になっています。
共同研究の背景
Flying Duckは、数理最適化とシミュレーション技術を駆使し、大口産業向けのエネルギー利用効率を最大化するソリューションを提供してきました。今回、東京大学のエネルギーシステム工学の専門知識と連携することで、学術的なエビデンスに基づいた「次世代型電力プラットフォーム」の構築を進めていくこととなります。
研究の目的と内容
本研究の中心的な目的は、産業需要家が再生可能エネルギーの導入拡大に迅速に対応できるエネルギーシステムモデルを設計することにあります。また、各企業が部分的に最適化されることなく、電力市場やガス市場全体の最適化を目指します。
研究内容
- - 産業需要家向けの電力・ガス契約モデルの開発
- - 2050年を見据えた電力市場価格の変化に関する多様なシナリオ分析
これらの研究は、2025年5月から2026年4月まで行われ、更新の可能性もあるとのことです。研究は、東京大学の前匡鴻助教とFlying Duckの代表八木賢治郎が主導し、両者の専門知識を融合させます。
期待される成果
本共同研究により、既存の特許モデルが学術的視点からさらに強化され、産業需要家が市場を活用した電力運用を進展させる手助けが行われます。市場価格の不確実性や再エネの特性を考慮した高度なシミュレーション技術を確立することで、確実なコスト削減と環境価値の最大化を実現するための意思決定支援を行う予定です。
また、エネルギーの安定供給や価格の安定化に向けた新しい契約モデルの検討も進められ、さらなる市場活用が期待されます。
共同研究に関するコメント
前 匡鴻助教(東京大学)
「2050年のカーボンニュートラル社会の実現は、日本の産業にとって重大な挑戦です。再生可能エネルギーと工場の自家発電を効果的に組み合わせることで、エネルギーシステムの安全性や安定供給、経済性、環境性を達成することが期待されます。」
八木 賢治郎(Flying Duck代表)
「前先生との共同研究をとてもうれしく思っています。数理モデルを活用して各企業の最適化と社会全体の最適化を進めるための契約形態についても、研究により新しい示唆が得られることを期待しています。」
株式会社Flying Duckについて
社会のエネルギー利用を変革するため、Flying Duckは数理最適化技術を駆使したエネルギー運用システムの開発や電力最適化シミュレーション事業を展開しています。新しい仲間を募集中で、クラウドエンジニアや数理最適化エンジニアなど、複数の職種で採用を行っています。詳細は公式サイトをご覧ください。
企業情報
- - 所在地: 静岡県三島市南本町13-41石井ビル4階
- - 代表者: 八木賢治郎
- - 会社HP: Flying Duck