次世代蓄電システム「SMART STAR」と新サービス展開のご紹介

次世代蓄電システム「SMART STAR」の新モデル登場

グリッドシェアジャパン株式会社は、家庭用蓄電システム「SMART STAR」の新モデルを発表し、その機能向上に加えて「グリッドシェアサービス」を導入することが明らかになりました。このサービスは最先端のAI技術を用いており、電力の充放電を最適に制御することで、家庭の電力利用を大幅に効率化します。

「グリッドシェアサービス」の特徴

このサービスが目指すのは、自家消費率の向上です。具体的には、ユーザーの電力使用パターンをAIが学習し、消費が多い曜日や時間帯を把握。さらに、天気予報をもとに太陽光発電の見込量を計算し、電力料金メニューを考慮に入れた制御を行います。その結果、太陽光から得た電力の家庭内利用割合は、導入前の平均37%から実績平均74%へと大幅に増加しました。

環境への貢献

今期のサービス展開により、再生可能エネルギーの活用が進み、脱炭素社会の実現に寄与することが期待されています。具体的には、家庭のエネルギー自給率が向上し、持続可能な電力の利用が可能となります。これは、総販売元である伊藤忠商事との連携により、多くの家庭にこの技術が普及することにもつながります。

新しいウェブサイトの整備

さらに、グリッドシェアジャパンはホームページもリニューアルしました。新しいデザインと機能を搭載し、利用者が求める情報をわかりやすく提供している点が特徴的です。新たな情報を通じて、より多くの人々に「SMART STAR」や「グリッドシェアサービス」のメリットを伝えていくことを目指しています。

システムの普及を目指して

グリッドシェアサービスは2018年から日本市場で展開が始まり、2025年5月時点では4万台以上の蓄電池とのシステム連携を達成しています。これは、全体の容量で300MWh以上に相当し、今後もこのサービスの普及を進めていくとされています。また、分散型エネルギーのさらなる普及による一層の自家消費促進を図り、持続可能で効率的な電力利用の実現を目指します。

製品イメージ

新型の「SMART STAR」には、9.8kWhモデルと6.5kWhモデルが用意されており、またパワーコンディショナーも併せて提供されます。これらの製品は、家庭の電力事情に応じた最適な選択肢を提供し、より良い未来への一新を図っています。

今後もグリッドシェアジャパンは、蓄電システムの発展と供給網の拡充を通じて、エコロジカルなエネルギー社会の実現を支援し続けることでしょう。