障害とともに生きる・はたらくを考えるイベントレポート、著名人が参加

障害と共に生き、はたらくことを考えるイベント開催

2024年9月25日と26日に開催された「障害とともに生きる・はたらく2024」イベントは、パーソルグループ主催による障害者雇用支援月間に関する特別な取り組みです。この年も、様々な人々が参加し、744人がオンラインで視聴しました。

イベントの目的と内容

このイベントは、障害者や企業の人事担当者、支援者など多くの方々が集まり、障害の有無にかかわらず、みんなが「はたらく」ことの意義や課題を考える機会を提供します。

session1: “本音で話そう！障害×はたらくWell-being 2024”

初日には、脊髄性筋萎縮症を持つ社員や「ビジネスケアラー」として育児と仕事を両立している方々が登場しました。特別ゲストの猪狩ともかさんと共に、自らの経験を語り、職場での充実感や感謝の気持ちを共有しました。

【金村茂治氏の発言】
「今は幸せです。多くの人に支えられ、仕事を通じて自身が貢献できることに喜びを感じています。努力は評価につながり、成長を実感できます。」

このように、障害がある方々が、職場での役割や存在意義を実感し、周囲とのつながりを大切にする姿勢が印象的でした。

session2: “発達障害と向き合うヒント”

2日目はエッセイストの小島慶子さんを迎えて、目に見えない障害との向き合い方や工夫について考えました。小島さんは、発達障害の理解と共感について語り、周囲の反応が個人に与える影響を指摘しました。

【小島慶子氏の発言】
「見た目で分からない障害を理解することが大切です。ネガティブな感情を持つことがその人を傷つけることもあります。」

このセッションでは、参加者が実際にどのように心のバリアを取り除くか、自己理解を深めることが重要であると再認識されました。