カーボンニュートラルを目指すENEX 2024のご紹介
2024年1月31日から2月2日まで、東京ビッグサイトにて【ENEX2024 第48回地球環境とエネルギーの調和展】および【DER・Microgrid Japan 2024】が開催される。この展示会は、脱炭素技術や省エネに関する最新の研究開発、製品、サービスが一堂に集まり、カーボンニュートラルの実現に向けた重要なプラットフォームとなる。
省エネとカーボンニュートラルへの新たなアプローチ
日本は2050年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げているが、そのためには既存の技術だけでなく、新たなイノベーションと業界の連携が不可欠である。本イベントでは約320社・団体が参加し、多様な省エネ機器やサービスが展示される。また、出展者の約36%がボイラやヒートポンプといった省エネ技術の提供を行う予定だ。
特に、エネルギー需給の最適化を推進するGX(グリーントランスフォーメーション)やDX(デジタルトランスフォーメーション)に関連したデジタル技術が数多く紹介されることが期待されている。これにより、企業や団体は省エネの実現に向けた具体策を講じることが可能になるだろう。
開催の見どころ
ENEXの会場では、省エネや再生可能エネルギーの最新の技術と製品を体験できる「アワードコーナー」が設置される。ここでは2023年度の省エネ大賞の受賞者や新エネ大賞の情報が一挙に展示され、来場者は優れた技術の実物を見ることができる貴重な機会となる。特に注目すべきは、各出展者によるセミナーやデモが行われることだ。
さらに、特設展示「熱ソリューション」では、未利用熱の効率的な利用についても深く掘り下げられる。廃熱回収やヒートポンプ技術、断熱材の活用法などが紹介され、参加者は熱に関する問題解決のアイデアを持ち帰ることができる。
エネルギー政策と脱炭素への道
カーボンニュートラルに向けた政府の取り組みも重要である。特に経済産業省は改正省エネ法をはじめとする政策を進めており、エネルギー使用の最適化や再生可能エネルギーのさらなる導入を目指している。基調講演では、GX政策の展望や非化石エネルギー導入の拡大に向けた取組みが紹介される予定だ。
このように、ENEX 2024は、カーボンニュートラルの実現に向けた技術革新と政策の融合を体感できる貴重な機会となる。参加者は最新の省エネ技術や脱炭素ソリューションに触れることで、持続可能な未来への道筋を見出すことができる。
参加方法
本展示会は事前の来場登録が必要で、入場は無料。これにより、企業や団体、研究機関の研究者などが気軽に最新の技術に触れることができると同時に、ネットワーキングの場としても活用できる。また、展示会は温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギーを使用して開催されるため、環境に配慮した形での運営が行われている。
開催概要
- - 日時: 2024年1月31日(水)~2月2日(金)
- - 場所: 東京ビッグサイト 東7・8ホール
- - 主催: 一般財団法人省エネルギーセンター他
公式WEBサイト
詳細な情報は
公式WEBサイトを参照してください。
持続可能な未来に向けた第一歩を、ENEX2024で体験してみてはいかがだろうか。