トリニティ・テクノロジーが富山第一銀行と提携
2025年10月14日、トリニティ・テクノロジー株式会社が富山第一銀行との間で業務提携を締結しました。東京都港区に本社を持つトリニティ・テクノロジーは、富山第一銀行の顧客向けに高齢者支援サービス「おひさぽ」を提供します。
提携を通じての関係
トリニティ・テクノロジーの代表取締役社長、磨和寛氏は「この度、富山第一銀行との業務提携契約を締結できたことを嬉しく思います。富山第一銀行は‘お客様ファースト’を大切にしながら地域社会に貢献されており、その姿勢は非常に感銘を受けています」と述べています。彼はまた、「おひさぽ」を通じて、高齢者が安心して生活できるサポートを地域に提供することに期待を寄せています。
「おひさぽ」の概念
日本では少子高齢化の影響を受け、高齢者が一人で生活する世帯が増えています。2021年のデータによると、単身または夫婦だけの高齢者世帯は1500万世帯を超え、そのうち約270万世帯は子どもがいない家庭という状況です。こうした高齢者の生活を支えるために、「おひさぽ」は開発されました。
「おひさぽ」は単なる資産管理に留まらず、日常の見守りや生活サポート、医療面での手続き、さらには葬儀や相続に関する支援など、高齢者が直面するさまざまな課題を解決します。
サービス内容
具体的には「おひさぽ」は以下の7つのサービスから成り立っています:
1.
見守り: 高齢者の日常を見守り、安全を確保。
2.
生活事務支援: 日常のサポートや手続きを行います。
3.
身元保証: 身元保証人が不在の際の手続き。
4.
財産管理: 資産管理を通じて安心な生活を支援。
5.
任意後見: 法的な手続きを行います。
6.
尊厳死宣言書の作成支援: 自己の意思を尊重するための文書作成支援。
7.
死後事務支援: 亡くなった際の必要な手続きを一手に支援します。
このように「おひさぽ」は、家族のように高齢者に寄り添いながら、生活安心を実現することを目指しています。
会社概要
トリニティ・テクノロジーは、2020年に設立され、主に高齢者向けのサービスを展開しています。彼らのミッションは「人とテクノロジーの力で、一生涯安心して生活できる世界を作る」というもので、ぜひその活動を今後も見守っていきたいものです。
設立情報
この提携によって、高齢者支援が更に進化し、地域社会に貢献する道が開かれることに期待が高まります。