新たな美容体験、沖縄アセローラ「うるおい石鹸」
2025年1月、株式会社リラックスプランニングから沖縄産アセローラをたっぷり使用した「うるおい石鹸」が新たに発売されます。この石鹸は、沖縄県産のアセローラ種子エキスを100%使用し、肌にうるおいを与えるための高機能な成分を配合しています。製品は、100gで1,320円(税込)、自社のウェブサイトで購入可能です。
アセローラの魅力を生かした製品
「アセローラ」と聞くと、まず思い浮かぶのはドリンク製品でしょう。1986年から始まったアセローラ飲料の人気は、今もなお続いています。しかし、その多くが海外から輸入されているため、国産アセローラの普及が課題とされています。今回のプロジェクトは、国産アセローラを広めることを目的とし、新商品開発やブランディングの強化を図っています。
“美容の女神”と称されるアセローラは、特に女性にとって強力な味方です。ビタミンCの含有量は非常に高く、100gあたり1,700mgにも達します。これは、レモンに比べて約34倍の感覚です。また、アセローラには葉酸やカリウム、βカロテン、アントシアニンなど、現代人に欠かせないミネラルも豊富に含まれています。
高保湿成分の豊富な配合
今回の「うるおい石鹸」は、アセローラエキスだけでなく、オリーブ油やヤシ油、シア脂、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、ハチミツなど、高い保湿効果を持つ成分を数多く配合しています。この石鹸は、肌をしっかりと保湿し、健康的な美肌へと導く高機能美容石鹸となることが期待されています。製法には枠練り製法が用いられ、丁寧に仕上げられています。
アセローラを取り巻く現状
沖縄県は国内におけるアセローラのシェアを100%占めているものの、他の果実と比べるとその生産量は限られています。その理由には、アセローラ自体がデリケートな果実であることが挙げられます。果皮が薄いため、収穫後すぐに加工されなければ、ほとんど流通しないほどです。アセローラに特化した生産が進めば、地域産業としての新たな可能性が広がることでしょう。
アセロラセラピーとSDGs
「アセローラ」普及プロジェクトの一環として、新たに「アセロラセラピー®」が商標登録されました。これはフランスのスパ「コーダリー」にヒントを得た取り組みで、廃棄物から得られるエキスを活用しています。このようなエコロジーな側面はSDGsの観点からも評価されています。
アセローラのパワーを活かした「うるおい石鹸」は、美容と健康を求めるすべての人々に新しい選択肢を提供します。この石鹸が市場でどのような反響を呼ぶのか、2025年の発売が待ち遠しいです。