漫画企画誕生秘話
2024-12-23 15:17:29

漫画企画『老後の仕事がありません』誕生秘話を語るセミナー開催

漫画『老後の仕事がありません』誕生秘話



シニアの転職支援を行う株式会社シニアジョブが主催したセミナー、「自費出版ではない漫画企画はどのように立ち上がったのか?」が、2024年12月17日にオンラインで開催されました。このセミナーでは、漫画『老後の仕事がありません!』の背後にある企画の立ち上げや広報の戦略が語られ、広報担当者向けの貴重なアドバイスが提供されました。

セミナーの背景と意義



シニアジョブの広報部がこのセミナーを企画した理由は、漫画を活用した広報施策が他にはあまり例がないからです。漫画連載には独特の魅力やコミュニケーションツールとしての可能性がありますが、実施する上での困難やノウハウを広く共有したいという思いがありました。自費出版ではなく、企業としての視点からどのように漫画企画が実現されたのかを知ることが、参加者にとって有益であると考えたのです。

トーク内容とポイント



原案原稿の重要性



セミナーに登壇したシニアジョブの広報部長、安彦守人氏は、広報が漫画連載を目指す場合には「原案原稿が書ける人をどうキープするかが鍵」と強調しました。原案がなければ企画は始まらないため、社内で原案が書ける人材をどう確保するかが非常に重要です。

漫画制作の視点



週刊SPA!の編集者、秋山純一郎氏も参加し、シニアジョブが先行して行っていたコラム連載の経験が、漫画企画の構築にどう役立ったかを述べました。また、実際の漫画制作において、齋藤邦雄氏は業界の知識が不足していたため苦労したものの、シニアジョブから提供された詳細な原案がとても役立ったと語りました。

情報量と協力の難しさ



齋藤氏は、プロジェクトの初期段階で情報量が多く提供されたことが非常にありがたかったとしつつ、最終的に作画の際に情報を削る必要があり、そのことが心苦しかったと明かしました。これは、企業との協力関係における難しさを示す一例と言えるでしょう。

アイディアの提供について



安彦氏は、漫画企画を成功させるためには「アイディアをたくさん提供するべき」と述べ、ボツになることを恐れず、様々な可能性を試す姿勢が大切だと指摘しました。また、漫画連載が広報手法となる場合、ただ自社が伝えたいことを発信するだけではなく、作品全体を通じた影響を考慮する必要があると述べました。

プロフィール紹介



このセミナーでは、安彦氏以外にも、週刊SPA!編集者の秋山氏、漫画家の齋藤氏が参加しました。セミナーでは各々の役割や経験が語られ、参加者にとって有意義な時間となりました。

まとめ



漫画『老後の仕事がありません!』はシニア転職に関するさまざまな課題を扱った作品であり、このセミナーを通じて、広報担当者は漫画を活用した新しいアプローチについて多くの知見を得ることができました。シニアジョブは、今後もこのような取り組みを続けていくことで、シニア層の就職支援に一層貢献していく意向です。

以上、シニアジョブが提供する漫画企画の裏側と、それを実現させるための様々な戦略や経験を掘り下げたセミナーの様子をお届けしました。参加者にとっても新たな学びの場となったこのイベントは、今後の広報戦略のヒントとなることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社シニアジョブ
住所
東京都新宿区大久保2丁目5-22セキサクビル8F
電話番号

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