新セキュリティ書籍
2025-11-13 14:21:20

情報セキュリティ対策の新しい指針を示す書籍が発売予定

情報セキュリティ対策の新たな指針



情報漏えいやマルウェア感染のリスクが高まる中、一般財団法人日本規格協会が新刊「ISO/IEC 27002:2022(JIS Q 27002:2024)」を2025年12月5日に刊行します。この書籍は、情報セキュリティ管理策の解説と活用ガイドを提供し、組織のサイバーセキュリティの向上を目指しています。

書籍の構成と特長


本書は情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の要求事項を示すISO/IEC 27001:2022(JIS Q 27001:2023)と併用のしやすい設計がされています。そのため、関連する解説書と一緒に活用することで、ISMSの構築や運用が効果的に進められるよう工夫されています。

脅威の現状とリスク


情報通信技術が急速に発展する現在、私たちの生活は便利になった反面、サイバー攻撃のような新たな脅威が増加しています。特に企業の情報システムは、経営戦略や顧客情報などの重要データを多数含むため、情報漏えいやランサムウェア攻撃、標的型攻撃の被害が甚大化しています。これらの脅威に対して、企業は適切な対策を講じる責任があります。

ISMSの導入が重要


情報安全を確保するためには、組織的、人的、物理的な対策を統合的に行う必要があります。そして、その実現手段としてISMSが重要な役割を果たすのです。ISO/IEC 27002は、現代のサイバー脅威に対応できるように2022年3月に改正され、2024年にはJISプログラムも改正が予定されています。

規格の詳細


書籍は税込価格9,900円で、A5判の内容540頁に及び、情報セキュリティに関する徹底したガイドラインを提供します。本書籍は、今後の情報セキュリティ戦略の中心となることでしょう。

追加情報と関連書籍


さらに、関連する書籍や新しい情報セキュリティマネジメントシステムについての解説も行われています。具体的には、『ISO/IEC 27001:2022 (JIS Q 27001:2023)情報セキュリティマネジメントシステム要求事項の解説』なども存在し、合わせて検討することで、より深く理解することが可能です。

日本規格協会の貢献


日本規格協会は1945年に設立され、標準化および管理技術の普及に尽力してきました。国際的に認められる規格の開発やセミナー提供など、多面的な事業を展開しています。情報セキュリティについては、規格の発行に加え、マネジメントシステムの審査登録も行なっています。

まとめとして、この新刊は現代のビジネスシーンにおいて避けて通れない情報セキュリティの強化を目指す全ての企業にとって、貴重なリソースとなることでしょう。今の情報環境において適切なセキュリティ対策を理解し、実施するために、本書をぜひ活用してみてください。


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会社情報

会社名
一般財団法人日本規格協会
住所
東京都港区三田3-11-28三田Avanti
電話番号

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