船井総研ロジ株式会社は、運送業界が抱える人手不足を解消するための新たな取り組みとして、バングラデシュの特定技能トラックドライバーを対象にした緊急報告セミナーを2025年5月29日(木)に開催します。このセミナーでは、バングラデシュからの外国人ドライバー採用の実情について、現地面接を実施した企業の経営者がパネルディスカッションを通じて、具体的な体験やノウハウを共有することがしっかりと計画されています。
セミナーの背景
近年、日本の運送業界では深刻な人手不足が問題視されています。特に、大型トラックを運転する経験豊富なドライバーの確保は急務となっており、船井総研ロジはこの状況を踏まえて、海外からの人材採用に目を向けました。バングラデシュは、豊富な労働力が存在する国であり、運転技術においても成熟しています。特に、バングラデシュは日本と同じ右ハンドルでの運転が行われているため、ドライバーが現地に適応する際のハードルが低いことが利点とされています。
パネルディスカッションの内容
セミナーのパネリストには、物流業界での実績が豊富な企業の代表者が参加します。具体的には、株式会社東運輸の飯田武徳代表と、株式会社山商運輸の小竹逸代代表の二人が、各社の取り組みや課題について発表します。両社は、地域に根差した運送サービスを展開し、多様な品目の輸配送をこなす能力を持つ企業です。また、パネラーたちは、バングラデシュからのドライバー採用の実際の経験や、その成果についてもお話しする予定です。
なぜバングラデシュからの採用なのか
バングラデシュからのトラックドライバー採用は、いくつかの魅力的な理由があります。
1.
既に形成されたドライバー母集団: バングラデシュでは、ドライバーを希望する人材が多いため、採用の可能性が高いです。
2.
運転経験の豊富さ: バングラデシュでは、出稼ぎ労働の文化があり、ローカルな運転スキルを持つドライバーが存在します。このため、特定技能制度を利用してすぐに業務に取り組むことが可能です。
3.
文化的な適応: 敬虔なイスラム教徒が多く、お酒を飲まないため、社内の文化にも適応しやすいと考えられています。
セミナーの開催概要
このセミナーは、運送会社や物流会社の経営者を対象とし、参加者は以下の内容を学びます。
- - バングラデシュのドライバー採用についての最新情報
- - 現地のドライバーの実力と日本での対応方法
- - 成功事例の共有と今後の見通しについて
日時: 2025年5月29日(木)14:00~17:00
場所: 船井総研グループ東京本社「サステナグローススクエア TOKYO」セミナールーム
参加料金: 一般価格27,500円(税込)、LPS会員特典価格22,000円(税込)
会社について
船井総研ロジは、企業の経営支援を行い、成長を促進するコンサルティングサービスを提供しています。業績向上を目指す物流企業のパートナーとして、数多くの成功事例を生み出してきました。また、新たなビジネスモデルやグローバル化を進める中で、バングラデシュの人材を活用した新しい雇用の形を模索しています。
今回のセミナーは、物流業界における人材問題を解決するための有効な手段のひとつとなることでしょう。今後のセミナー開催にもぜひご期待ください。