桜保護への挑戦
2025-05-07 15:36:21

近畿大学附属小学校が桜保護のために募金活動を実施

近畿大学附属小学校の桜保護募金活動



奈良県奈良市に位置する近畿大学附属小学校では、毎年固定の活動として「吉野の桜募金運動」が行われています。この募金活動は、吉野の美しい自然を守るために寄与することを目的としており、今年で16回目を迎えます。特に、令和6年度も着実にその活動が進められます。

募金活動の概要


この活動は、令和7年(2025年)5月13日(火)から15日(木)の3日間、同校の正門前で行われ、2年生の117人が児童として参加します。子供たちは、この募金を通じて集まった資金を、宿泊学習「吉野学舎」において「吉野の桜を守る会」に贈呈する予定です。これにより、自然保護の重要性を直接体験する機会となるのです。

自然保護の重要性


この募金活動を通じて、児童たちは「吉野の桜を守る会」の存在を身近に感じ、桜を守るために何ができるのかを考えます。特に、近年吉野の桜はウメノキゴケやナラタケなどの影響で衰退している問題が指摘されており、このような自然環境の問題を理解することが急務です。子供たちは、実際に行動することで、協力し合う大切さを学び、地域の自然への愛着を深めることが期待されています。

宿泊学習「吉野学舎」の目的


近畿大学附属小学校では、昭和31年(1956年)から吉野町で宿泊学習「吉野学舎」を行っており、その目的は大自然の中で歴史や地域文化を学ぶことにあります。このプログラムを通じて、子どもたちは規律正しい生活習慣や食事マナーを身につけ、保護者への感謝の気持ちを育てることが求められています。

また、「吉野の桜募金運動」の資金は、宿泊学習の中で使われ、参加した児童たちが吉野の桜や地域の自然環境保全の必要性を直に体感することで、より深い学びが得られます。

これまでの成果


過去の実績として、昨年は116,446円が募金され、この金額を通じて、桜保護活動に重要な支援が行われました。今年の募金活動でも多くの地域住民からの支援を受けながら、児童たちが主体的に活動する姿が期待されています。

最後に


近畿大学附属小学校の「吉野の桜募金運動」は、地域貢献や環境保護の意識を育む上で大変重要な活動です。子供たちが自然に関心を持ち、それを守るために行動する姿勢は、未来の社会における持続可能な発展に寄与することでしょう。今後も、この取り組みが継続されることに期待が寄せられています。

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