朝日新聞社、教育関係者向けセミナーを開催
株式会社朝日新聞社は、教育関係者が新聞を活用した探究学習を学ぶセミナー「教室で世界を語ろう!ニュースでひらく探究の扉」を、2023年11月15日(土)に東京の築地にある朝日新聞東京本社で開催します。このセミナーは、認定NPO法人開発教育協会(DEAR)との共催で行われ、地域から世界に至る幅広いニュースを扱う新聞記事を用いて、子どもたちの自主的な思考力を育む授業をデザインする方法が学べます。
セミナーの詳細
このセミナーでは、特に現代の重要なテーマであるAI(人工知能)に関する新聞記事を使用し、実際に探究学習を体験します。参加者は、AIに関するさまざまな問いを立てることで、子どもたちが考える力を育む授業づくりを学びます。また、セミナー後半では、朝日新聞社の記者が記事作成のプロセスについても語ります。
開催概要
- - 日時: 11月15日(土)13:00~16:00(12:30開場)
- - 場所: 朝日新聞東京本社本館2階読者ホール
- - 参加費: 2000円(資料代込み)
- - 対象: 教育関係者
- - 申し込み期限: 11月12日(水)
申し込みはこちら
講師陣
講師には、認定NPO法人開発教育協会の松倉紗野香さんと中村絵乃さんが登壇します。二人は、環境や人権、国際協力などのテーマを扱ったアクティブラーニングを推進する専門家です。さらに、朝日新聞社から今永諒さんが講師として加わり、新聞がどのように構成されているのか、記事作成の裏側についてもお話しします。
プログラム内容
セミナーは二部構成で行われます。
第1部: 新聞記事から授業をつくろう
この部では、AIに関する記事を用いて、参加者が問いを立て、思考を深めていくプロセスを体験します。例えば、「AIは社会にどんな影響を与えるのか?」などの問いを考え、その分析から見方を広げる授業を体感します。
第2部: 新聞記事の特徴を知って授業に生かそう
ここでは、新聞記事を時系列で追いかけ、その特徴を学びます。具体的には、ニュースバリューや1面の記事選定についての解説があります。
セミナー終了後には希望者向けに朝日新聞社内の見学ツアーも用意され、参加者は実際の新聞作りの現場を見学し、そのプロセスをさらに理解することができます。
まとめ
このセミナーを通じて、教育関係者が新聞を利用した探究学習の実践方法を学び、子どもたちが主体的に考える力を養う手助けができることを目指しています。興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。