BUYMAがeBayで販売を開始
最近、株式会社エニグモが運営するスペシャルティ・マーケットプレイス「BUYMA」が、世界最大のオンラインマーケットプレイスである「eBay」に出店しました。この動きは、日本の越境EC(海外販売)市場における新たな一歩となります。eBayは創立30周年を迎え、既存のパートナーシップから新たな展開への期待が高まっています。
世界のトレンドを発信するBUYMA
BUYMAは、日本を含む185ヵ国に在住する23万人以上のパーソナルショッパーとの連携により、人気のラグジュアリーブランドや国内では入手困難なアイテムを取り扱っています。2024年には、中古品を専門に扱う「BUYMA VINTAGE」がスタートし、サステナブルファッションへのアプローチを強化します。これにより、ファッションの新たな楽しみ方を提案します。
BUYMAの商品の約半数は、日本のパーソナルショッパーによるもので、円安やインバウンド需要の高まりを背景に越境EC市場に本格的に参入しました。そして、欧米圏に強い販路を持つeBayを新たな販売チャネルとして選定することで、さらなる海外販路の拡大が期待されています。初期の展開では、ラグジュアリーヴィンテージアイテムが中心となります。
高評価のヴィンテージ商品
BUYMAのヴィンテージアイテムは、海外のバイヤーから高く評価されています。特にバッグ、時計、ジュエリーなどの高級ファッション商材は主力カテゴリーとなっており、今後の取引額は「レディースアパレル&バッグ・ブランド小物」がトップとなる見込みです。特にシャネル、カルティエ、ヴァンクリーフ&アーペルなどのブランドに対する需要は急増しています。
調査によれば、eBayで高級ファッションアイテムを購入するユーザーの62%が越境ECを利用しており、EUや英国、日本の商品を一箇所で購入できる便利さが好評です。「Shop From Japan」というコンセプトも人気を呼んでおり、特に品質や商習慣の誠実さへの信頼がその背景にあります。
安全な取引を実現する真贋保証サービス
eBayの「真贋保証サービス」は、高額商品の真贋鑑定を日本鑑定センターが行い、認証された商品だけがバイヤーに届くシステムです。これにより、購入者は偽物を手にするリスクを減らし、セラーとの信頼関係を強化できます。戻しが必要な場合も、国内の鑑定センターへの配送だけで済むため、手間が減ります。このサービスは2025年から更なる拡充が計画されています。
まとめ
こうした取り組みを通じて、BUYMAは世界中のバイヤーに価値ある商品を提供する基盤を整えており、今後も越境EC市場での日本の魅力を発信し続ける予定です。BUYMAが培ってきた高品質な商品がグローバル市場でどのような存在感を放つのか、期待がかかります。
さらに詳細は、
BUYMA eBay店を訪れてご確認ください。