DX支援で協業開始
2025-06-17 13:43:18

アイデミーとストックマーク、生成AIを活用したDX支援で協業開始

アイデミーとストックマーク、生成AIによるDX支援で協業



株式会社アイデミーとストックマーク株式会社は、生成AI時代に求められるDX人材育成と業務プロセスの最適化を目指し、協業を発表しました。両社はそれぞれの強みを生かして、企業のAIトランスフォーメーション(AIX)を実現するための支援体制を構築します。

協業の背景



最近の調査によると、日本の労働生産性はOECD加盟国の中で低迷しており、企業が直面する課題は厳しさを増しています。特に、情報処理推進機構(IPA)の調査では、58.2%の企業がDX推進に必要な人材が不足していると回答しており、AI技術に関するスキルギャップが顕在化しています。

このような背景から、アイデミーとストックマークは協力し、製造業を中心に生成AIの導入と実活用を進めるためのプログラムを提供することを決定しました。これにより、企業のDX推進力を底上げすることが期待されています。

具体的な支援内容



両社の協業にはいくつかの主要なプログラムが含まれ、その内容は以下の通りです。

1. リテラシーの向上とマインド醸成


経営層と現場の社員を対象に、生成AIやDXに関する意義を理解するセミナーを提供します。さらに、アイデミーのeラーニングプラットフォーム「Aidemy Business」では、260以上のAI/DXコンテンツを用意し、企業のニーズに合わせた教育を行います。

2. 実践的なスキル習得の機会


業務シナリオに基づいた「Aidemy Practice」による実践型研修により、社員は生成AIを使いこなすスキルを獲得できます。このプログラムは、実務への橋渡しを目指すもので、業務課題の解決に役立つスキルを育成します。

3. AIツールの業務実装


特定の企業ニーズに応じたAIシステムを開発し、その導入を支援する「Aidemy Solutions」で、業務に最適な生成AI活用を推進します。また、ストックマークの「SAT」を活用することで、データ構造化を行い、生成AIの精度向上を図ります。

4. DX推進力の可視化


「DPAS(Digital Professional Assessment Service)」を通して、企業のDX推進能力を可視化し、明確な学習と実践のサイクルを構築します。これにより企業は自身の強みや弱点を把握し、重点的なスキル育成が可能になります。

今後の展望



2025年7月から製造業を中心に本協業プログラムの提供が開始され、徐々に提供対象の業界が拡大される予定です。アイデミーの石川社長とストックマークの林社長は、この協業によって生成AIの持つ真の価値を引き出し、日本企業がAIを利用して次の時代に進むための土台を築くと共に、変革を加速させることを目指しています。

会社概要


  • - 株式会社アイデミー
- 設立:2014年6月10日
- 所在地:東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi Oneタワー6F
- 代表者:石川聡彦

  • - ストックマーク株式会社
- 設立:2016年11月15日
- 所在地:東京都港区南青山1-12-3 LIFORK MINAMI AOYAMA S209
- 代表者:林 達

この新たな取り組みが、各企業のさらなる成長を促す一助となることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社アイデミー
住所
東京都千代田区大手町一丁目2番1号Otemachi Oneタワー6F
電話番号

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