広島県全高校に導入、地域特化型データサイエンス教材の誕生
株式会社Rejoui(リジョウイ)、代表取締役の菅由紀子氏が率いるこの企業は、広島県教育委員会の委託を受け、全県の高等学校に向けた新しい「データサイエンス学習教材」を開発しました。この取り組みは、2024年度から順次各高校で活用されることが期待される、令和7年度高等学校DX推進事業の一環として実施されています。
地域に根ざした学びのカリキュラム
新たに開発された教材の主な特徴は、地元の題材を通じてデータサイエンスの基礎を学ぶことです。特に宮島観光やスポーツに関連するデータを使った演習教材が中心となっており、生徒たちが「自分のこと」として学べる内容に仕上がっています。また、教材には現場の教師向けに指導方法やつまづきやすいポイントをまとめた解説資料も付属しています。これにより、どの高校でも無理なく導入できる柔軟性を持たせています。
高度な「考える力」を育成
この教材は、高校生に「考える力」を育むことを目的としています。全8回の演習教材と、自らテーマを設定してレポートを発表する全4回の探究教材から成り立っています。この構成により、先に基礎知識を習得した後、生徒は課題解決に向けて自ら考える力を養うことができます。
課題解決プロセスの重視
探究学習では、実践的な課題解決プロセスが重視されています。生徒は仮説を立て、それをもとにデータを検証し、どのような結論が導き出されるのかを自ら探ります。このような学習経験は、実社会でも通用するデータ活用力を育むために重要です。
経験に基づいた教育改革への対応
Rejouiは、長年にわたって様々な学校と連携しながらデータサイエンスの教育に携わってきました。これにより得たノウハウを最大限に活かし、教材は生徒が学びやすく、教師が教えやすい内容になっています。
宮島観光やスポーツデータなど、地元の文化や興味に合わせた題材を用いることで、生徒たちが自然に興味を持てるよう配慮されています。
教材には、教員向けの指導マニュアルや模擬授業動画、トークスクリプトも搭載されています。これにより、異なる科目の教師でもスムーズに授業を進行できるようになっています。これらのサポート体制は、教師に自信を持たせ、効果的な学びを促進する役割を果たします。
地域の力を生かした教育モデル
広島県教育委員会とのこの共同プロジェクトは、地域の特性を反映したデータサイエンス教育の成功モデルとなることが期待されます。生徒たちが社会に出てからも役立つデータ活用能力を育むことが目的であり、次世代人材の育成に貢献するでしょう。
教育関係者への呼びかけ
今後、他の地域にもこの取り組みを展開する意向があります。地元産業や地域課題に基づく教材を作成したい教育委員会や学校関係者の皆さんからの相談を受け付けています。教育改革が求められている時代に、新たなイニシアティブを共に生み出していきましょう。
会社概要
株式会社Rejouiは、データ分析・利活用コンサルティングに特化した企業です。女性データサイエンティストを中心に、多様な視点と知識を提供し、クライアントのデータを最大限活用する手助けをしています。具体的には、データサイエンス教育、AIソリューション開発などのサービスを展開し、社会に貢献しています。