ハウスコム株式会社がLGBTQ+への取り組みでシルバー認定
不動産業界の先駆けとして、ハウスコム株式会社が大きな一歩を踏み出しました。東京都港区を拠点に展開する同社が、任意団体「work with Pride」が定める「PRIDE指標2024」においてシルバー認定を取得したことが発表されました。この認定は、同社がLGBTQ+などの性的マイノリティに配慮した職場環境を整備していることを示すものです。
働きやすい環境の構築
ハウスコムは、社員のアイデンティティを尊重し、国籍や障害の有無、性的指向、性自認に関係なく差別や人権侵害がない職場づくりを推進しています。同社は、お客様の多様性を尊重し、全ての人が生き生きと働ける環境の実現に向けて努力を重ねてきました。
特に注目すべきは、「HOUSECOM RAINBOW PROJECT」の設立です。このプロジェクトは2020年に始まり、LGBTQ+やジェンダーについての正しい知識を広めることを目指しています。現在、社内のスタッフ13名が参加し、社内での理解を深める活動を行っています。
具体的な取り組み
1. ハウスコムネーム制度
同社では、社員が仕事の場で使用できるビジネスネーム制度「ハウスコムネーム」を導入しました。この制度により、戸籍とは異なる名前を選ぶことが可能となり、より自分らしく働ける環境が整えられています。また、同性パートナーやその famililyも各種の福利厚生を利用できるようになっています。
2. 社内研修の実施
全社員を対象とした社内研修も行っています。ここでは、LGBTQ+に関する知識や理解を深め、社員同士でディスカッションを行うことで、意識を高めています。
PRIDE指標とは
「PRIDE指標」とは、日本におけるLGBTQ+などの性的マイノリティが働きやすい職場づくりを評価するための指標です。work with Prideが2016年に策定し、企業の取り組みを「Policy」「Representation」「Inspiration」「Development」「Engagement/Empowerment」の5つの指標に基づいて評価します。これにより、企業はゴールド、シルバー、ブロンズの認定を受けることができます。
今後のコミットメント
ハウスコムは、LGBTQ+に限らず、多様性を理解し尊重する文化を社内に根付かせることで、働きがいと働きやすさの向上を目指しています。この取り組みは、顧客体験の向上にもつながるでしょう。今後もハウスコムは、リアル拠点と不動産DXのシナジーを活用して「地域社会で最も人に寄り添う住まいのデザインカンパニー」を目指していきます。
会社概要
- - 会社名: ハウスコム株式会社
- - 所在地: 東京都港区港南2-16-1品川イーストワンタワー9階
- - 代表者: 田村 穂
- - 資本金: 4億2463万円
- - URL: ハウスコム公式サイト
このように、ハウスコム株式会社の取り組みは、LGBTQ+の人々が快適に働ける環境の実現に向けて確かな一歩を踏み出しています。今後の取り組みにも、期待が高まります。