新明和ソフトテクノロジが新たな一歩を踏み出す
新明和ソフトテクノロジ株式会社が、企業の業務効率を向上させる新しいプラグイン「快操レコードナビ」を開発し、2025年3月10日に販売を開始しました。このプラグインは、サイボウズ株式会社が提供するクラウドサービス「kintone」で使用できるよう設計されています。新明和ソフトは、親会社である新明和工業の100%出資子会社として、ITソリューションを通じて多くの企業のニーズに応えてきました。
エクスプローラーライクな操作感
「快操レコードナビ」は、kintoneユーザーの「標準機能では、レコードを一覧表示することしかできず、管理しづらい」という悩みを解消するために開発されました。このプラグインでは、エクスプローラーのようにレコードをフォルダにまとめ、階層的に管理することが可能です。そのため、ユーザーはより効率的にレコードを管理できるようになります。さらに、ファイルのプレビュー機能を搭載しており、ダウンロードを行うことなく、必要な情報を即座に確認できる点も大きな魅力です。
使いやすさを追求した5つの特長
「快操レコードナビ」は、以下の5つの特長を備えています。
1.
エクスプローラーライクな表示: フォルダを利用してkintoneのレコードを管理する方式は、ユーザーが普段から慣れ親しんだ操作方法を踏襲しています。必要なデータに迅速にアクセスできる便利さがあります。
2.
ドラッグ&ドロップで簡単移動: ユーザーは、フォルダやレコード、添付ファイルをドラッグ&ドロップすることで、簡単に移動できます。これにより、運用の煩雑さが軽減されます。
3.
階層生成の簡易化: フォルダ情報を管理する「フォルダ管理」アプリを元にフォルダツリーを生成する機能も搭載。「階層」を動的に振り分けることができ、業務管理がさらに効率化されます。
4.
レコードと添付ファイルの簡単操作: 任意のレコードの詳細情報を確認でき、それに対して右クリックやボタンでタイトル名を変更するなどの操作が行えます。また、添付ファイルの登録や削除もスムーズです。
5.
ワンクリックでのファイルプレビュー: レコードに関連付けられたファイルは、ワンクリックですぐにプレビューできます。これにより、詳細画面を開いたり、ダウンロードを行ったりすることなく必要な情報を確認することが可能です。
今後の展開
新明和ソフトは、2019年に発売された「契約書管理 on kintone」のオプション機能としても「快操レコードナビ」を提供します。このことにより、個別のオプションとしても需要が見込まれている他、kintoneのエコシステム内でのさらなる機能拡張を予感させます。また、新明和グループは製造技術を活かし、IT分野においても課題解決のための提案力を強みに、法務や営業、総務部門などでの生産性向上に寄与していく方針です。
動作環境と価格
「快操レコードナビ」は、サイボウズのクラウドサービス「kintone」上で稼働し、一部機能の利用には「AttaZoo+」が必要です。月額料金は「契約書管理 on kintone」のオプション機能として利用する場合が5,500円、単独で利用する場合は11,000円(税込)となっています。
まとめ
新明和ソフトテクノロジの「快操レコードナビ」は、ユーザーのニーズに応える形で、業務効率向上の一助となることが期待されます。今後も新明和ソフトは、ITソリューションの提供を通じて、さまざまな業界の課題を解決していくことでしょう。