AgeWellJapanがJR東日本スタートアップデーで特別賞受賞
株式会社AgeWellJapan(東京都渋谷区、代表取締役社長:赤木円香)は、2023年11月26日、新宿のNEWoManで行われた「JR EAST STARTUP DAY」において、審査員特別賞を獲得しました。このコンテストは、JR東日本とJR東日本スタートアップが主催し、様々な企業が集結し未来への共創をテーマにプレゼンテーションを行うものです。
「私の駅からAge-Well」構想
AgeWellJapanは「私の駅からAge-Well」をテーマに、駅を起点とした共創のビジョンを打ち出しました。これまで同社はシニア世代にポジティブな体験を提供することを目指して事業を展開してきました。特に、シニア向け訪問サービスから得られた人材育成のノウハウやデータを基に、JR東日本を含む他の事業者と連携し、新たな購買体験を創出してきました。今後は、さらなるコラボレーションによって、JR沿線地域のAge-Well社会の実現に向けて取り組んでいく方針です。
赤木円香社長のコメント
受賞の知らせを受け、赤木円香社長は「Age-Wellとは、歳を重ねても活動的な生活を楽しむことが重要です。JRの駅は、その新しい経験のスタート地点になると信じています。今回のプロジェクトは、JR沿線がシニアにとって魅力的な場所になることを願って始まりました。受賞を契機に、さらに連携を深化させていきたい」と述べています。
JR東日本スタートアッププログラム
JR東日本スタートアッププログラムは、2017年より毎年開催されており、ベンチャー企業やアイデアを持つ人々がJRグループの資源を活用してビジネスを実現するためのサポートを行っています。これまでに128件の提案が採択されています。今回のコンテストにも多くの注目企業が参加し、新たなビジネスアイデアが提案されました。
AgeWellJapanの取り組み
AgeWellJapanは、「Age-Wellな人生の相棒になる」というビジョンのもと、シニア世代のウェルビーイングを追求しています。提供するサービスには、孫世代のためのシニア向けサービス「もっとメイト」、多世代が共に過ごせるコミュニティスペース「モットバ!」、およびAge-Wellな生活をデザインする「Age-Well Design Lab」があります。また、各種サービスから得られた知見を活かし、企業や地方自治体向けに事業開発や市場調査も展開しています。これにより、シニアの方々が生涯を通じてより充実した生活を送る手助けをしています。
未来への展望
今後、AgeWellJapanは、シニアの方々がJR沿線で活動的に充実した生活を送れるよう、事業者との連携を強化し、新たな共創の形を生み出していくことで、超高齢社会における豊かなまちづくりを目指しています。
このプログラムによって、新たな課題解決につながることが期待されています。