三省堂が「今年の新語2024」を呼びかけ
140年以上にわたり言葉の文化を支えてきた三省堂が、再び新語の公募を開始しました。今年、2024年を代表する言葉を集める「今年の新語2024」に、あなたも参加してみませんか?
公募の趣旨と新語の選定
言葉は時代と共に生まれたり、消えたりする生き物です。私たちの周りには、昨年にはなかった言葉が多く存在しています。新しい価値観や環境の変化を反映する言葉の誕生は、私たちの生活そのものの変化も示しています。
三省堂の実施する「今年の新語2024」は、いわば今年の出来事や流行を象徴する言葉を選び、その記録を辞書として残す作業です。公募された言葉は、辞書を編む専門家たちによって選定され、最終的にベスト10として発表されます。
応募方法と募集期限
この公募は2024年9月1日から10月31日まで行われます。応募は、特設サイトの応募フォームやX(旧ツイッター)からの投稿で受付けられます。また、全国の指定書店には応募箱も設置されているため、手軽に意見を応募できる環境が整っています。
設置店一覧
- - 紀伊國屋書店新宿本店7階
- - 三省堂書店札幌店
- - 三省堂書店池袋本店
- - 三省堂書店神保町本店(小川町仮店舗)
- - 三省堂書店名古屋本店
異なる内容の言葉を何度でも投稿できるとのこと。ぜひ、ふだんの会話の中で気に留まった言葉を思い出してみてください。
選考の流れと発表会
選ばれた新語は「今年の新語2024」として国語辞典に登録される際、編集委員や辞書の専門家によってしっかりとした語釈が付されます。この選考は公平かつ公正な観点から行われ、選考結果は特定の発表会で公開されます。具体的な日時は後日発表される予定です。
さらに、特別ゲストも招かれるこの発表会は、記念すべき10周年イベントでもあるため、注目の集まる機会になりそうです。
新語の定義
「今年の新語」とは、単に新しく生まれた言葉だけではなく、特にその年によく見られ、耳にした言葉を指します。過去には「地球沸騰化」「かわちい」などが選ばれました。言葉の広まりにはジャンルやコミュニティーの影響も強いものがあり、特定の地域や集団の間で使われていた言葉が流行することもしばしばです。
参加者へのプレゼント
応募者には、抽選で図書カードネットギフトが1,000円分プレゼントされるチャンスもあります。この機会に新しい言葉を探し、応募することで、言葉の未来に貢献してみませんか?
参与者同士が共感しあうことで、言葉の世界が広がっていくのを実感できるかもしれません。この機会を逃さず、みんなで言葉の旅路に出かけましょう!