eスポーツの教育的魅力とは
2021-07-07 11:00:08

吉村崇が語るeスポーツの教育的価値と未来の可能性とは

ゲームが築く未来の教育の扉



7月4日(日)、北米教育eスポーツ連盟日本本部(NASEF JAPAN)が主催するトークイベント『ちょっと先のおもしろい未来–CHANGE TOMORROW-』が開催されました。このイベントでは、お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇氏を中心に、ゲームと教育の新たな可能性について深く話し合われました。また、東京eスポーツゲート株式会社の原康雄氏、UUUM株式会社の後藤大輔氏、そしてNASEF JAPANの内藤裕志氏も参加し、eスポーツがもたらす教育的効果やその影響について意見を交わしました。

eスポーツを通じた成長



内藤氏は、NASEF JAPANの理念を基に、「我々はeスポーツの普及を目的としているのではなく、それを通じて次世代の子供たちの成長を考えています」と述べました。彼が学生時代にスキー部として培った経験から、単に技術の向上だけではなく、仲間と共に努力する姿勢や諦めないことの重要性を学び、それらが今のプログラムの核になっていると強調しました。

具体的には、アメリカではeスポーツを教材として取り込む教育プログラムが進行中で、eスポーツを通じて実際に単位を取得できる科目もあるとのこと。これにより、子供たちは単にゲームを楽しむだけでなく、運営の計画やチームビルディングなど、様々なスキルを学んでいるのです。

吉村崇の興味深い視点



吉村氏は内藤氏の説明を受け、「eスポーツが今後就職活動でのアピールポイントになる可能性は十分にある」とコメントし、時代の変化に対して感心していました。特に、大学生がライブイベントに参加して撃って挑戦している様子を挙げ、eスポーツも同様の意義を持つだろうと語りました。

ゲームが生むコミュニケーション



イベントのテーマとして「ゲームのメリット」が取り上げられ、内藤氏が「ゲームは現在、以前の1人で楽しむ時代から、オンラインでの協力を通じて人との接点を増やす道具へと進化しています」と話したことに、参加者たちは熱心に耳を傾けました。実際、コミュニケーションや感情のコントロール、判断力などが、ゲームを通じて保護され、育まれていることは既にアメリカで研究が進められています。

また、吉村氏は「今の世代は外国人とのコミュニケーションを驚くほど自然にこなしています」と語り、ゲームが国境を越えた交流を実現していることを強調しました。その背景には、ゲームが国際的な言語と化し、若い世代が相互理解を深めやすい環境を作っていることがあるといいます。

未来に向けた展望



さらに吉村氏自身の友人がeスポーツを通じて新たな生きがいを見つけたというエピソードも披露され、非常に実践的な形での変化が期待されています。整骨院を経営している彼は、eスポーツに目覚めたことで、ゲーマー向けのマッサージプランを考案し、仕事に楽しみを加えることができたのです。このように、ゲームが労働環境や人間関係に良い影響を及ぼすことが示されています。

また、来年には東京タワーに日本最大級のeスポーツテーマパークがオープンする予定で、教育も含めた新しいビジネスの機会が広がっています。吉村氏は「未来の教育において、単にルールに従うのではなく、自ら新たなルールを作ることができる環境が重要だ」と述べ、次世代の可能性に期待を込めました。

締めくくりに、吉村氏は「今日の出会いを大切にして、こういったイベントを続けていきたい」と語り、イベントは笑いと期待に包まれながら終了しました。eスポーツの可能性がこれからの世代にどのような影響を及ぼすのか、その進展が楽しみです。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人国際教育eスポーツ連盟ネットワーク日本本部
住所
東京都千代田区外神田3丁目12−8住友不動産秋葉原ビル
電話番号
03-6386-8027

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