シニア起業家の新たな拠点、虎ノ門アントレサロン
2025年8月21日(木)、東京都のビジネス中心地・虎ノ門に新しい共同事務所、「虎ノ門アントレサロン」が誕生しました。この施設は、シニア層の起業家を主な対象とし、彼らのビジネスを支援することを目的としています。運営を担うのは、2008年に創業した銀座セカンドライフ株式会社です。
アントレサロンの成り立ち
「アントレサロン」は、2010年に銀座で初めて設立されて以来、虎ノ門を含む東京・神奈川・埼玉に展開され、現在会員数は18,768社に達しています。特にシニア層の利用者が目立ち、今やその支援は社会全体から注目されています。シニア層のビジネスは、これまでの知識や経験を活かした新たな「セカンドキャリア」の一環として、重要な役割を果たしつつあります。しかし、起業を目指すシニア層には、登記住所や事務所環境、資金調達など、様々な課題も存在しています。それに応じて、起業支援のインフラ整備は急務とされています。
虎ノ門アントレサロンの特徴
虎ノ門アントレサロンは、シニア起業家が快適にビジネスを運営できる環境を提供します。具体的な特徴は以下の通りです。
- - 価格設定の透明化: 自宅住所を公開する必要がなく、登記住所や郵便受取サービス、会議室も利用可能です。月額3,800円からのリーズナブルな料金で利用が開始できます。
- - 多様な利用形態: 個室やコワーキングスペースが用意されており、集中して作業ができる環境を提供する一方で、他の起業家とのネットワーキングも楽しむことができます。
- - 拠点のネットワーク: 他の「アントレサロン」も自由に利用可能で、赤坂や横浜、大宮などさまざまな場所での活動が可能です。
- - 専門家による専用サポート: 会社設立や資金調達、補助金申請、広報支援などに関する相談が一括で受けられ、シニア起業家に向けた安心・低コストのワンストップ支援が実現されています。
- - 起業家同士の交流を促進: オープンを記念した交流会も予定されており、サロン内でのイベントを通じて、ビジネスマッチングや人脈形成の機会が設けられています。
施設の詳細と立地の魅力
虎ノ門アントレサロンは、東京都港区虎ノ門1丁目15番10号、名和ビル4階に位置しています。アクセスは非常に良好で、東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」から徒歩1分、日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」から徒歩3分という便利な場所です。また、周辺には新しい商業施設や、歴史ある神社なども存在し、ビジネスの合間にリフレッシュできる環境が整っています。
サービス内容と料金プラン
施設では以下のサービスが提供されます。
- - 法人登記・住所利用として、起業時の登記住所利用が可能。
- - 全拠点利用ができ、他のアントレサロンも自由に使える。
- - フリーデスクエリア、無料オープンラウンジ、会議室(4名用)、個室など多様な施設区分が整っています。
- - 営業時間は平日8:00~21:00、土曜9:00~18:00(日祝休館)です。
料金プランは以下の通りです。すべて税別、初期費用はかかりません。
- - バーチャルオフィスプラン:月額3,800円
- - フリーデスクプラン:月額9,505円
- - 個室プラン:月額50,000円
代表者の想い
銀座セカンドライフ株式会社の代表取締役である片桐実央氏は、シニア層が持つ豊富な経験や人脈を活かし、新たな挑戦をすることには社会的意義があると述べています。「虎ノ門アントレサロンが、その一歩を踏み出すための場所となることを願っています」とも話しています。
この新しい拠点は、シニア起業家にとっての新たな挑戦の場として、大きな期待を寄せられています。今後の成長と成果が楽しみです。