金沢東急ホテルの香箱蟹料理
冬の金沢において、一際魅力的な味覚の一つが「香箱蟹」です。ズワイガニの雌であるこの蟹は、独特の旨みとクリーミーな食感が特徴で、11月から約2か月間という限られた期間にしか味わえないため、毎年多くの人々が待ちわびています。今回は、金沢東急ホテル(石川県金沢市香林坊)が提供する、香箱蟹を使った「香箱蟹のニューバーグライス」をご紹介します。
香箱蟹の魅力
香箱蟹はその名の通り、形が箱に似ており、特に甘く、濃厚な内子と外子が特徴です。甲羅の中には鮮やかなオレンジ色の未成熟卵が詰まっており、食べる価値は十分です。この蟹は金沢の冬の風物詩とも呼ばれ、地元の人にとっても特別な存在です。一時期、近江町市場では手頃な地元の味として親しまれていました。
ニューバーグ料理の背景
香箱蟹を用いた「ニューバーグ」という料理は、19世紀後半に登場したロブスター料理「ロブスター・ニューバーグ」に由来します。コクのあるソースが特長で、金沢の冬の味覚である香箱蟹と完璧にマッチします。この料理はフランスの料理技術と地元の食文化が融合した特別な一品です。
金沢東急ホテルの特製ランチ
金沢東急ホテルのレストラン「マレ・ドール」では、2026年の11月10日から12月30日まで、この香箱蟹のニューバーグライスを提供します。このランチにはサラダ、スープ、デザートのブッフェが付いており、食文化を感じながら、多彩な味を楽しむことができます。
特製のニューバーグソースは、香箱蟹と共に甘エビ、オマール海老の頭と殻をじっくり煮込んで作られたもので、甲殻類の旨みが凝縮されています。さらに、貴腐ワインとして知られるソーテルヌを加え、香りと深みのある味に仕上げています。
こだわりの一皿
料理の完成度を高めるために、多くのこだわりが詰まっています。
- - 特製ソース: 海の幸をふんだんに使用し、豊かな旨みを引き出します。
- - 半熟卵: ご飯の上に盛り付け、卵を崩すことで新しい風味を楽しむことができます。
金沢独特の食べ方「蟹面」
また、この「香箱蟹のニューバーグライス」には、地元の伝統的な食べ方である「蟹面」が取り入れられています。蟹面とは、香箱蟹の甲羅に蟹身や内子、外子を盛り付けて食べるスタイルで、独特の甘みを感じることができます。特製ソースとのハーモニーが、さらにその味わいを引き立てます。
注目のランチの詳細
この特別なランチは、平日11:30~15:00(L.O.14:30)、土日祝は11:00~15:00(L.O.14:30)で、お一人様4,300円で楽しむことができます。場所は金沢東急ホテル内の「マレ・ドール」2階となっています。
予約・お問い合わせ
電話番号は076-231-3913です。特別なランチのため、提供数には限りがありますので、事前予約をお勧めします。
結びに
金沢の冬を告げる香箱蟹を、フレンチスタイルで味わってみてはいかがでしょうか。この一皿を通じて、地元の文化と美味しさを堪能できること間違いなしです。