DX推進と人材育成
2024-10-09 20:35:31

企業のDX推進を後押しする「データアンバサダー養成講座」とは

企業のDX推進を後押しする「データアンバサダー養成講座」



最近、ドーモ株式会社が「データアンバサダー養成講座」を含む包括的な人材育成プログラムを開始しました。この講座は、企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を成功させるために不可欠な人材を育成することを目的としています。

データアンバサダーとは?



ドーモは「データアンバサダー」という新たな役割を提案しており、企業内でDXを推進するために必要なスキルを持った人材を指します。その背景には、企業の経営層、事業部門、IT部門といった異なる立場がデータ活用において直面する課題があるとの分析があります。多くの企業で、これらの部門間でのデータの活用意識にギャップが生じ、それがプロジェクトの進行を妨げているという実態が確認されています。

DX推進の現状と課題



CDO Club Japanが実施した調査によると、87%の企業がDXを進める上でデジタル人材の不足が課題と感じており、73%の企業が社内でDXのリーダーを育成するべきだと考えています。さらに、75%はそのためには早急にキャリアパスの整備を進める必要があると認識しています。このような状況から、ドーモは「データアンバサダー養成講座」を2023年に試行し、より体系的な人材育成プログラムを展開することを決定しました。

養成講座の内容と実施方法



「データアンバサダー養成講座」は、1日のクラスルーム型研修形式で実施されます。この講座では、まずデータアンバサダーの役割や重要性について学びます。その後、実際のビジネスのケーススタディを通じて、戦略や戦術を習得していきます。そうした知識をもとに、中期経営計画とのリンクや案件管理、研修設計など、さまざまな活動の推進方法についてのスキルを磨きます。

包括的な人材育成プログラム



ドーモが提供する人材育成プログラムは、「データアンバサダー養成講座」にとどまらず、デジタル人材育成に関わるさまざまなステップを網羅しています。受講企業では、従業員の学習状況を「Domo」を使って分析することが可能です。この分析を通じて、各従業員の成長をサポートする仕組みが整えられています。

まとめ



ドーモ株式会社の「データアンバサダー養成講座」は、企業がDXを成功させるために必要な人材を育成するための本格的な取り組みです。デジタル人材不足が叫ばれる中で、これらのプログラムがどのように企業の変革をサポートしていくのか、今後の展開が非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
ドーモ株式会社
住所
東京都渋谷区神宮前 1-5-8神宮前タワービルディング14F
電話番号
03-6741-7020

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